どうも、佐田真人(@mst727)です。
すこし前の話なんですが、海外から日本に帰ってきてすぐに、FUJIFILMのミラーレス一眼カメラ、「X-Pro2」を修理に出しました。
カメラを修理に出す機会ってあまりないと思うので、修理の依頼の流れやどれぐらいの費用がかかるものなのか、意外と分からないこともあるかと思います。
今回はどういった問題が起きて修理に出すことになったのか、その経緯や修理依頼の流れ、金額を、備忘録も兼ねて書いておこうと思います。
CONTENTS
ミャンマーでとつぜん、謎のホコリが画面に映る

それはミャンマー・バガンの遺跡の上で、三脚を立てて星空を撮影したときのこと。撮影した写真を確認すると、これまでなかった黒い斑点が、写真に映っていたのです。
一時的に外側に付着したものだと思ったのですが、外側に大きなホコリは見当たりませんでした。幸いにもシャッタースピードを上げると、その黒い物体は映らなかったため、日中の撮影には支障ありませんでした。
砂ぼこりが舞う中で撮影することが多く、レンズ交換も屋外で行なっていたため、どこかでホコリが入ってしまったのかもしれません。下手にセンサーを掃除するのも嫌だったので、日本に帰国してから一度、サポートセンターに見てもらうことにしました。
海外でFUJIFILMのカメラは修理できない?
東南アジアのどこかの国で修理できたら一番よかったのですが、実は、海外のFUJIFILM公式サービスセンターはかなり限られています。
FUJIFILMのカメラを海外から修理に出す場合、日本国内の「富士フイルムのサービスセンター」にカメラを送る必要があり、かなり期間がかかってしまうらしいのです。
実際に国内のサービスセンターの方に尋ねてみると、「海外の代理店でも修理できる場合はあるが、国内同様のサービスを受けれるか定かではなく、日本で修理するのがやはり一番良い」、とのことでした。
詳しくはこちらのページから調べれるみたいです。
参照:海外出張中にデジカメが故障したようですが、修理できるところを教えてください。
東南アジアでカメラを修理に出して、全く別の部品になってカメラが返ってきたという話も聞いたことがあったので、海外のカメラ屋さんではなく、日本のサービスセンターで修理を出すことにしました。
富士フイルム大阪サービスステーションで修理に出す
富士フイルムサービスステーションは、東京・大阪・福岡にそれぞれ1店舗ずつ、計3店舗あります。
カメラの修理・メンテナンスだけでなく、センサー清掃やカメラ本体、レンズのレンタルサービスも行なっています。
さっそく日本に帰国後、富士フイルム大阪サービスステーションで、カメラを見てもらうことに。
カメラをサービスセンターの方にお渡しして数分、やはり大きなゴミがセンサー内に付着していたようです。しかもセンサー清掃では取り除くことができず、カメラ本体を分解して取り除く必要があるとのこと…!
迷う理由もなくその場で修理に出すことに決め、その場でお見積もりを出してもらいました。修理費用と期間はこんな感じです。
- 修理費用:16,200円(送料別)
- 修理期間:1週間程度
- 修理内容はカメラ本体の分解とセンサー内部のゴミの清掃
本来故障の原因がわからなければ、いちど工場にカメラを発送し、原因がわかったあとに、お見積もりをいただきます。しかし今回は、最初の段階で原因がわかっていたので、その場でお見積もりを出してもらいました。
その後カメラを預けてちょうど1週間、電話にて修理完了のご連絡をいただきました。今回は直接カメラを受け取ることにしたので、送料はかかりませんでした。
なお、工場に預ける都合上、カメラ本体の設定がフォーマットされてしまうため、ご自身で設定をカスタマイズされてる方は、ご注意ください。
富士フイルム大阪サービスステーションの店舗情報
住所 | 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-12-12 心斎橋プラザビル本館9F |
電話番号 | 050-3385-4500 |
営業時間 | 10:00~19:00 無休(各サービスの最終受付け時間は18:30まで) |
アクセス | 地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」下車、北改札出口より地下通路にて直結 |
最後に
今回X-Pro2を修理に出して感じたのが、サブカメラ機の重要性。修理に預けているあいだ何も撮影できない問題は、なるべく早急に解決しなければいけないなあと。
中古でFUJIFILMのサブ機を買うか、もしくは次に発売されるであろう、FUJIFILMのミラーレス機を検討中です。以上、FUJIFILMユーザーの方の、何かしらの参考になれば幸いです。
今日はこれにておしまい。
それではまた!