FUJIFILM「X-S10」長期使用レビュー。写真とVlogの両立を可能にしたカメラ【作例あり】

FUJIFILM「X-S10」長期使用レビュー。写真とVlogの両立を可能にしたカメラ【作例あり】
2021年2月14日
FUJIFILM X-S10を使い始め、1年が経ちました。Xシリーズ初のバリアングル搭載で手ブレ補正つき、動画もそこそこ撮れる。それでいてコンパクトなミラーレス一眼です。

初めての人でも馴染みやすく、Vlogも手軽に始めれることから、バランスの取れた機種です。今日はそんなカメラを使った感想と作例をご紹介します。

FUJIFILM X-S10は写真とVlogの両立を可能にしたカメラ

FUJIFILM独自のアナログ的操作から、他メーカーと同じような操作配置に変えたことで、他メーカーからの乗り換えも容易になったX-S10。

購入前に知っておきたい情報

  • 【有効画素数】約2610万画素
  • 【撮像素子】APS-Cサイズ「X-Trans CMOS 4センサー」
  • 【撮影感度】ISO160~12800(拡張モード:ISO80/100/125/25600/51200)
  • 【バッテリー】標準撮影枚数:約325枚
  • 【撮影時質量】約465g(付属バッテリー、メモリーカード含む)

価格は12万円ぐらいで、FUJIFILMのX-T4などのフラッグシップモデルとほぼ同等の性能を持つX-S10。これから初めてカメラを買う人でFUJIFILMが好きな方であれば、なかなか買いなカメラだと思いました。

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FUJIFILM X-S10 長期使用レビュー

本格的にVlogを始めたことで、バリアングル搭載のカメラがほしいと思っていたタイミングで発売されたX-S10。FUJIFILMユーザーの僕としてはナイスなタイミングで、ほぼジャケ買いのような形で購入しました。

実際使ってみても想定通りのカメラで、写真と動画のバランスが取れた優等生カメラだなあというのが第一印象でした。ここからは良い点と気になる点をまとめてお伝えします。

FUJIFILM X-S10の良いと思った点

  • バリアングルであること
  • 手ぶれ補正付きであること
  • コンパクトで軽いこと
  • 最新のフィルムシミュレーションが使えること

もともとVlog用として購入したカメラだったため、バリアングルと手ぶれ補正、コンパクトなことの3点が揃っていれば、大きな不満はありませんでした。あとはFUJIFILMの強みでもあるフィルムシミュレーション。

今のところ僕のVlogではエテルナなしではやっていけないので、とても重宝しています。

初めてVlogを始める方で、色味にこだわりたいけど本格的な編集で作り込む必要はまだない、という方にフィルムシミュレーションは最適なので、ぜひ試してみてほしいです。

FUJIFILM X-S10の気になる点

  • 防滴防塵ではない
  • バッテリーの持ちが良くない
  • SDカードスロットがひとつしかない
  • 細部の作りがすこしチープ
  • シャッター音

ここも想定していたので大きな不満はないですが、強いて挙げるならこんなところ。動画撮影するならバッテリー1個じゃ足りない。1日撮影するなら3つぐらいは欲しいところです。

カードスロットはやっぱり2つあれば助かります。とくに写真と動画やRAWとJPEGで別々のカードを割り当てて使っていたので、そこの不便さはありました。

あとは金額的に妥協せざるを得ないところですが、細部の作りがすこしチープに感じました。シャッターボタンの感触とシャッター音は個人的にはテンションが上がらない…。

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FUJIFILMX-S10+XF18-55mmの作例

X-S10と合わせて購入した「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」。単焦点レンズが好きなので、あまり写真撮影でズームレンズ使わないのですが、キットレンズとは思えないくらい写りがいい。

X-S10にはコンパクトなレンズが合います。今回の作例では「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」と「XF23mmF2 R WR」で撮影しました。

X-S10+XF18-55mmF2.8-4 R LM OISの作例

ズームレンズはどうしても重いイメージがあるのですが、このレンズは軽くてコンパクトでX-S10にちょうどいい。手持ちで動画撮影しててもあまり疲れないし、動画では常備つけて積極的に使っていきたいレンズ。

X-S10+XF23mmF2 R WRの作例

あまり今までフルサイズ換算35mm相当のレンズは使ってこなかったのですが、コンパクトさあってか、使う機会が増えました。暗いところでシャッタースピードを落としても、手ぶれ補正のおかげで手持ち撮影できる点がいい。

動画(Vlog)の作例

写真の作例で使用したレンズはこの上ふたつ。動画の作例で使用したレンズはこの下の「XF15-55mm」。

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最後に

カメラ自体の写りはこれまで撮影してきたX-Pro2やX-H1とほぼ変わらない。実際に使ってみての大きな違いは、撮影のしやすさかもしれません。

とくに「これはもう大きなカメラに戻れないかも…」というぐらいコンパクトなボディに満足。

また、ポートレートやブツ撮りなど明確に撮りたい対象がある場合は、顔認識機能の搭載や、AFスピードの向上により、格段に撮りやすくなったと思います。
そもそも持ち運ばなければカメラはカメラとしての役割を果たさないので、持ち歩きやすいのがベスト。ただどうしても持ち運びに億劫になってしまうのがカメラというもの。

X-S10はそんな厄介な問題をすこしでも軽減してくれる日常に寄り添ったカメラだと感じました。Vlogカメラとして購入しつつも、最近は写真も撮るし、なんだかんだお出かけカメラになりつつあるX-S10。

便利さには敵わないなあと、なんだかもどかしくなる今日この頃。まだまだカメラ探しは続きそうです。