【2018/1/20更新】

「チェンライで世界一美味いカオソーイを食べれるところがある」

以前にそう旅人に教えてもらったことがあり、チェンライに来たら必ず来ようと思っていた(世界でそんなにカオソーイが食べられてるのかという疑問はさておき)。

チェンライの平日昼間の路地は思った以上に閑散としており、夜はバーで盛り上がる通りも人っ子一人おらず、こうも昼と夜で街並みは変わるのかと思った。

そんな静かな路地をすこし歩くと、遠目に人だかりができているのが見えた。一際たくさんの人たちで賑わうお店があったのだ。

お店の名前は分からなかったけれど、その繁盛具合と店員であるおばさんたちの忙しない様子から、ここが例のカオソーイのお店であることは一目でわかった。

 

親しみやすいローカルレストランの店内

訪れたのは昼のピーク時間を過ぎてからだったが、現地の人たちがテーブルを囲み大声で笑う様子は、平日に関わらず日曜日のお昼を想起させた。

海外に行くと、都心部を離れれば離れるほど、平日と休日のさかい目が曖昧になる気がする。

たしかに平日休日関係なく、働いている人たちも多い。そもそもかれらに平日と休日の区別があるのかも不思議だった。

「働く」と聞くとどこか辛い一面もあるが、ここの人たちにとって、働くとはもっと別の何かなのだろう。そんな違いを探ってみたくなったりした。

さっそく空いてる壁ぎわのテーブル席に腰を下ろす。まだ食べ終わった状態で放置された食器を横によけ、隣の席から無造作に置かれたメニューをとる。

食器を片付けてくれないことへの疑問など、とうの昔に忘れてしまった。

メニューはいたってシンプルで、いくつかのカオソーイが、写真つきで並んでいる。初めての人でも迷わず注文できる、とても好感がもてるものだった。

大きく分けると麺の種類は、カオソーイ(カレースパイスをベースにしたもの)と、ナムギャオ(トマトをベースにしたもの)の2つあるらしい。

今回は一番オーストドックスな鶏肉のカオソーイとコーラを注文することにした。

 

マイルドで食べやすくクセのないカオソーイ

数分足らずで運ばれてきたカオソーイは、見た目こそ普通のそれと変わらなかったが、アジア独特のスパイスの香りがしつつも、早く麺が食べたくなる魅力があった。

カオソーイはカレーラーメンみたいなもので、それぞれの店によってその味は大きく異なる。スパイスの効いたとても辛いものがあれば、甘さと辛さが分離しているような独特の味がするものまで、店の数ほどカオソーイの味がある。

チェンマイでは美味しいカオソーイにめぐり合えなかったこともあり、密かにここのカオソーイを食べれることを楽しみにしていた。冷めないうちにささっと数枚写真を撮り、熱いスープに浸かった麺に箸をかける。

「あ、思ったより美味しい」、それが最初の感想だった。

ときおり食レポリポーターのように、そのときの感想をひとりごとで言語化してみることがある。そのとき「思ったよりおいしい」「思ったのと違った、でも食べれる」「あかん、これ無理なやつ」の3種類しかない自分のボキャブラリーの低さに驚いた。

もし今後どこかで食レポをすることになっても、この3つのワードしか出てこないことを最初にお詫びしておく。

「世界で一番おいしい!」はすこし誇張表現だと思ったけれど、カオソーイ初心者でもマイルドで食べやすく、独特のクセのない程よい辛さで、すぐに麺がなくなってしまうほと箸が進んだ。

麺だけでは足りなかったので、追加でライスを頼み、残ったスープと一緒に食べることにした。これまたライスとの愛称が抜群なのだ。一般的な食べ方かどうかは不明だが、美味しいから問題はない。

ライスを頼んでしまうとお腹いっぱいになってしまうが、カオソーイ単品は程よいボリューム感で、すこし足りない感じが「また明日も食べたい」と思わせてくれる。

お店を出る間際、おばちゃんたちの声が店内に響く。入れ替わるようにして次のお客さんが入ってきた。「Pho Chai」はきっと明日も同じように、活気に溢れているのだと思うと、また来たくなってしまった。

 

「Pho Chai(ポーチャイ)」の店舗情報

  • 【住所】Jetyod Rd, ROP Wiangt, Amphoe Mueang Chiang Rai, Chang Wat Chiang Rai
  • 【営業時間】7:00〜16:00(昼過ぎには売り切れてしまうことも!)
  • 【参考価格】カオソーイ:40B(約136円)※1THB=3.4円

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