そんなときに出会ったのが、THE NORTH FACE(ノースフェイス)のGADGET HANGAR COAT(ガジェットハンガーコート)。
かれこれ海外の旅先では常に持ち歩き、1年以上使っていることから旅には欠かせないものに。今日はそんな信頼のおけるアウターのご紹介です。
ファッションと機能性が両立したノースフェイスのガジェットハンガーコート
長期間の旅では、暑い国や寒い国問わず持ち歩いているガジェットハンガーコート。名前の由来の通り「Hangar=格納庫」を意味するコートで、収納力が抜群。前部分の内側に4つポケットがあり、パスポートやタブレットはもちろん、雑誌が入るサイズのポケットもあります。
それでいて外から見えづらく、たくさん物を入れても着崩れしない。素材は防水透湿性に優れた3層構造の「GORE-TEX Pro」なので、機能面は文句なし。
ガジェットハンガーコートを選んだ理由
これまで旅先では、羽織るものを一着持っていくぐらいだったのですが、いざ行ってみると急激な気温変化やスコールなどで、アウターを持ってこなかったことを後悔したことがありました。そこで旅に着ていけるアウターを探していたのですが、機能面とファッション性が両立しているものがあまりなかった。機能面を重視しすぎてしまうと、アウトドアに寄りすぎたものになるし、ファッション性に偏ると、どうしても機能面が劣ってしまう。
そんなときに見つけたのが、機能性がありつつもタウンユースにも馴染みやすい「ガジェットハンガーコート」でした。
ノースフェイス「ガジェットハンガーコート」レビュー
暑い国や寒い国で着てみて「やっぱりいいなあ」と思う瞬間があったからこそ、一年経った今も安心して着ていられます。- 軽量でかさばらない
- 防水性と確かな収納力
- タウンユースにも使えるファッション性
そのなかでもとりわけ感心した上記のポイントを挙げていきます。
軽量でかさばらない
旅のアウターで絶対に外せないのはまずこれ。航空会社の重量制限はもちろん、できる限り身軽でいたい旅先は、軽さと薄さにはとてもシビア。どれだけ気に入ったアウターがあったとしても、ここをクリアできないことには購入に至らない。その点ガジェットハンガーコートは、従来のコートと比べても軽量で、あまりかさばらないんです。
たたんでみるとそれなりに薄く収まるので、スーツケースの上の方に収納しています。圧縮袋に入れるとさらに薄くなるので旅のアウターとしてはもってこい。
防水性と確かな収納力
防水性も旅のアウターには必須の機能。海外では突然雨に降られることが多い。大抵サッと止んでくれる雨が多いのですが、予測不可能なことも多いんです。そんなときは気軽に着れる防水のアウターがとても重宝します。傘をさす必要がないので、雨の日にも撮影できるのが嬉しい。 また、ちょっとした外出ならカバンいらずの収納性も、このコートならでは。モノを入れても着崩れしないフォルムが素晴らしい。
雑誌サイズのモノが入るポケットもあり、これが意外と重宝するんです。カメラのレンズやペットボトルなど、かさばるけど移動中に出し入れするものは、このポケットに収納しています。
すべてのポケットに防水ジッパーがあり、外からでも分かりにくい仕様なので、セキュリティ面においてもストレスなし。
タウンユースにも使えるファッション性
機能面を追求してしまうと、アウトドア寄りのデザインになってしまうのがこれまでのギア系のアウター。だけどこれは都市生活にもなじみやすいデザインで、日常でも着れてしまうのが嬉しいところ。 個人的に好きなポイントは、「ブランドロゴが目立たない点」と「絶妙な丈感」、そして「襟部分がちゃんと立つところ」。中に服を着込んでも肩周りが窮屈にならない着心地も快適。 丈感がもうすこし長いほうがより自分好みでしたが、これ以上長いと座るときに煩わしくなることから、ちょうどいいラインの長さだと感じました。最後に
「旅先ではいい格好するな」という意見には概ね同意なのですが、やっぱり街によってはおしゃれな服装でいたいと思うことも多い。そんなときに機能性とファッション性を兼ね備えたアウターを、一着スーツケースに忍ばせておくことで、旅が一層快適になってより楽しめるんじゃないかなと思います。
アウターは一枚羽織るだけで、それなりに様になりますからね。前回は「都心の雨の日に着るコート」を紹介しましたが、今回は旅のコートを紹介させていただきました。 僕は服装の中でもコートがとても好きなので、これからもおそらくアウター系のレビューは増えてくると思います。また次回まで、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
撮影協力:土田凌(@Ryotsuchida)