バックパックの最終地点はアークテリクスヴェイランス。2018年モデル「Nomin Pack」1年使用レビュー

いいバックパックとは、モノを背負っているにも関わらず、足取りが軽くなってしまう、旅の相棒のような存在だと考えます。

だからこそ妥協はしない。軽量、防水、堅牢性の機能面に加えて、シーンを選ばず生活に溶け込むデザインであること。

そんな条件を満たすバックパックを探し続けてきた結果、ついに最終地点となり得るものを見つけました。

存在こそ知っていたものの、まだ自分には早いと手が出せなかったバックパックの最高峰、ARC’TERYX VEILANCE(アークテリクス ヴェイランス)の「Nomin Pack」です。

バックパックの最終地点は「ARC’TERYX VEILANCE」

一切の制限を設けず最高なバックパックを探していると、どうしても最後に行き着く「Nomin Pack」。バックパックの最終地点といっても過言ではないプロダクトです。

国内外問わずすでに1年以上使用していますが、バックパックの買い替えはこれで最後かなと思うぐらい、活躍してくれています。

余計な装飾がなく黒一色のミニマムなデザイン、匿名性も保ったシンプルなバックパック。その魅力を余すことなくお伝えしていきます。

ARC’TERYX VEILANCE(アークテリクス ヴェイランス)とは

都市生活を軸にしたタウンユースなプロダクトが特徴的な「ARC’TERYX VEILANCE(アークテリクス ヴェイランス)」。

カナダ発のアウトドアブランドでおなじみ、「ARC’TERYX(アークテリクス」が手がけるタウンユース向けのコレクションです。

本家アークテリクスの技術をしっかりと引き継ぎつつも、都市生活のための快適性とファッション性を追求した異色のラインとなります。

ARC’TERYX VEILANCE「Nomin Pack」を選んだ理由

本格的にバックパックを探すようになったきっかけは、旅中の荷物が重くて移動が辛かったこと。PCやカメラ機材を持ち歩くので、旅先では想像以上に重さを感じました。

旅の荷物を減らすのはもちろん、バックパック自体の重さも軽くしなければいけないと思い、軽量かつ防水でシンプルなバックパックを求め最終的に辿り着いたのが、「Nomin Pack」だったんです。

 

 

購入を決意した瞬間です。買わないわけにはいきません。日本でもあまり取り扱いのないNomin Packですが、大阪にひとつだけ在庫があったので、その翌日には見にいってきました。

店の奥から持ってきてくれた実物を手に取った瞬間、その軽さにとても驚きました。そこから購入までさほど時間がかからなかったのは言うまでもありません。

スポンサーリンク

ARC’TERYX VEILANCE「Nomin Pack」レビュー

語りたいことはたくさんあります、が、紹介するポイントを3つにまとめます。

  • 無駄のないシンプルなデザイン
  • 軽量かつ防水、丈夫な素材
  • 互いがケンカしない収納部分

無駄のないシンプルなデザイン

見ての通り無駄がなく隅から隅まで黒に統一されたデザイン。時折パッと見て似たようなものは見かけるものの、ここまで無駄を削ぎ落としたものは他に知りません。

ポケットや細部のギミックが重視されがちなバックパックですが、シンプルなデザインを追求し続けるヴェイランスの姿勢にはとても好感が持てます。

型崩れしにくいシルエットとその恩恵

Nomin Packは他のバックパックと比べて、型崩れしにくい。ここでいう「型崩れしにくい」は、モノの容量によって大きく膨らんだり、クシャッとなったりしないこと。

厳格に入る量が定まっているからこそ、使いやすさが左右されないんです。また、縦長のシルエットで重心がまっすぐ下にかかるので、後ろに引っ張られる感覚もなくストレスを感じません。

背面のフラットな部分はテーブル代わりに

本来PCを守るための頼もしい構造なんですが、そのフラットな板がテーブル代わりになるんです。テーブルがないところでご飯を食べたり、レンズを交換するときに役立ちました。

使用シーンがかなり限定されそうですが、実際ちょっとした簡易テーブルのような感覚で使うことが何度かあり、とても助かりました。

軽量かつ防水、丈夫な素材

1kgを切る軽さでありながら防水。堅牢性も申し分なし。それらを語る上で欠かせないのは、アークテリクス発祥の「止水ジッパー」と無駄を削ぎ落とされた「接合部分」。

防水性や堅牢性を落としてしまう接合部分は最小限に、さらにその縫い目を裏から止水テープでカバーするという徹底ぶり。軽さと強度を高い次元で実現している点に、思わず惹かれてしまいます。

背負いやすいショルダーハーネス

シンプルすぎるがゆえに若干不安があったショルダーハーネス。背負って驚きそんな心配は一切無用。肩への食い込みを最小限に抑え、かかる重心を面で分散させているような感覚を覚えます。

ちなみにショルダーベルト調整部分も、うまく隠されています。隠されているからといって調整がしにくいわけではなく、素早く自由に調整できます。

過酷な環境下・悪天候での使用経験からくる信頼

海外放浪中に何度か急激なスコールに見舞われたことがありますが、もちろん水が中に浸透することなく、ガジェット類にも全く問題ありませんでした。

ちなみに表面のキズの数々は、狭い道ですったり、荷物を運ぶ際に投げられたり、これまでの海外放浪でついたキズたちです(普通に使ってるとこうはならないです)。

互いがケンカしない収納部分

1泊2泊ぐらいの旅行や出張には、十分な収納量を備えています。収納部分は大きく4つ。

メインの収納とPC・タブレット収納部分

まずはメインのいちばん大きな収納部分。ここに衣服や機材、細々したものをポーチにまとめ、収納しています。荷物全体が見渡せる構造になっているので、撮りたいものへのアクセスも容易です。

ふたつ目は、メインの収納の下にあたるPCやタブレットを収納できる部分。頑丈な板で守られている点も安心。他のものと干渉しないので、紙の書類の収納にも使えます。

他の荷物に圧迫されない収納ポケット

3つ目はメインの収納の上部にある内部のポケット。背負ったときにできる無駄な空間をうまく活用し、アクセスもしやすいのが特長です。

ここには他のものに圧迫されたくないメガネやサングラス、よく取り出すワックスなどを入れています。

4つ目はPC収納部分の上部にある内部のポケット。ここにはアクションカムやAirPodsなど、1日の中で頻繁に出し入れするものを収納しています。

いちばんアクセスしやすく他のものに圧迫されない収納部分なので、使い勝手がとてもよく気に入っています。

最後に

自信を持ってNomin Packの魅力をお伝えできるのは、厳しい環境をともにしてきたからに他なりません。

慣れない環境にいる旅の最中、Nomin Packは荷物を守り快適に運んでくれる役割を全うしてくれているからこそ、安心して旅することができます。

僕のNomin Pack語りはここまでにして、最後におなじNomin Packの愛用者であり仲良くさせてもらっている、タナカユウキさん(@y_tanakarchi)の記事を紹介させていただきます。

二代にわたりNomin Packを愛用しているタナカさんならではの視点で、素晴らしいプロダクトが語られています。もっとNomin Packを知りたい方はぜひご覧ください。

▶︎アークテリクスヴェイランスのバックパック「Nomin Pack」の隙のないデザインと機能美について

今日はこれにておしまい。
それではまた。

 

▼こちらの記事もおすすめ