自然に溶け込むバワ建築ホテル「ヘリタンスカンダラマ」の魅力|スリランカ

どうも、佐田真人(@mst727)です。

時間の経過とともに森に埋もれるよう設計された、スリランカで最も有名なホテル「ヘリタンスカンダラマ」。

スリランカのリゾートホテルを語るうえで欠かせない建築家、ジェフリー・バワの最高傑作である自然と共存したホテルです。

緑に覆われた摩訶不思議な写真を見て、いちどは泊まってみたいと思っていましたが、ついにその日がやってきました。

「自然と一体化したホテル、一体どんなところなんだろう?」

ワクワクとドキドキを携えながら、スリランカ随一のバワ建築ホテル、「ヘリタンスカンダラマ」に行ってきました。

ヘリタンスカンダラマホテルはこんなところ!

スリランカの首都「コロンボ」から列車で、古都「キャンディ」という街へ。そこから翌朝のバスで、「シーギリヤ」に向かい、さらにそこでもう一泊。

本当はもっとはやく行けるのだけれど、行く道中に寄りたい観光スポットがあったので、二泊三日かけて行ってきました。

記事最後に、首都「コロンボ」からホテル「ヘリタンスカンダラマ」までの行き方と帰り方も書いているので、ご安心ください。

(なおこの記事は、時系列順に書いていくので、楽しみ方のご参考になれば、幸いです。)

すこし余裕を持って14:00にチェックイン

滞在期間中はヘリタンスカンダラマを堪能したいので、チェックイン時間である14:00到着を目処に向かいました。

案内されたラウンジで、ウェルカムドリンクを一杯。その間にチェックインの手続きを行います。

各フロアの施設の説明があり、部屋まで移動するのですが、この部屋までの移動距離がけっこう長い。

ホテルのスタッフと雑談しながら到着したのは、5階にある「パノラミック」というお部屋。

湖がきれいに見える部屋「パノラミック」に宿泊

まず建物の全体像なんですが、ダンブッラウイングとシーギリヤウイングの、二棟に分かれています。

部屋はグレードによって、内装や設備、フロアが変わってくるんですが、ランク順に並べてみると、こんな感じです。

スーペリア<パノラミック<ラグジュアリー<デラックス<スイート

気になる価格は、同じランクであってもベッドのタイプや、ランチ・ディナー込みかどうかにより、大きく変わってきます。

だいたい一泊二日(1名〜2名)の価格で、13000円〜38000円ぐらい。3名以上になれば、もうすこし値段は上がってくると思います。

宿泊した部屋は、パノラミック。スーペリアより数千円値段が上がりますが、5、6階にあるのでカンダラマ湖がきれいに見えます。

ホテルの部屋を決めるうえで、大切にしているのは「部屋の開放感」。とくに窓から見える景色や、入ってくる明かりは、とても大切なので、部屋選びの参考にしました。

また館内にはプールが3つほどあるのですが、そのひとつがこの部屋から近かったおかげで、朝から気軽に泳げたのがとてもよかったです。

部屋の気になる点としては、バスタブがないこと。ゆったりしたい方は、パノラミックよりランクの高い部屋がいいでしょう。

とはいえ、今回宿泊した「パノラミック」は比較的リーズナブルかつ、景色も楽しめるお部屋だったので、おすすめです。

あ、ベランダにはお猿さんがちらほらいるので、窓の戸締りは忘れずしっかり行いましょうね。

  • 宿泊した部屋:パノラミック
  • 部屋の値段:13200円/泊

館内で楽しめるプールやジム

そのほかの施設としては、プールやジムがあります。日中はそれぞれの時間を過ごされていますが、プールやジムで楽しむのもひとつの醍醐味。

ホテルの近くにはこれといった観光地もないので、明け方が夕暮れ時にカンダラマ湖を散歩するぐらいにして、ホテルで目一杯楽しんで過ごすのがおすすめです。

チェックイン後は館内を散歩しよう

チェックインを無事済ませ、落ち着いたあとは、カメラひとつ持って館内を散歩。ただの散歩なのに、歩いてるだけで楽しい。

ヘリタンスカンダラマはとても広いので、夕食まで時間をかけてゆっくり散策するのがおすすめ。だいたい二時間ぐらいかな。

太陽が照っている昼間は館内を中心に、日光が傾いてきたら、建物に沿ってぐるっと一周してみましょう。

事前に見たネットの写真を見ながら、「このカットはどこから撮ったんだろう?」と、上へ下へ右へ左へ、カメラ片手にくまなくホテルをまわります。

建物が完成した21年後の全景をイメージしてつくったと言われるバワ。いまもなお植物は成長しつづけ、館内のスタッフが丁寧に整えられていたのが、印象的でした。

日中の外を歩くのはかなり暑いので、館内を満喫し、明け方か夕暮れ時に散歩をする。とくに夕方は、湖に沈む夕日もホテルから堪能できるので、ぜひ見てほしいです。

ヘリタンスカンダラマで過ごす夜

太陽が静まり、自分自身が自然に溶け込んだかのような雰囲気を味わえるのが、夜の醍醐味。

ゆっくりと散歩ができたら、いちど部屋に戻り、夕食の支度をして、レストランへ向かいましょう。

夕食と朝食はレストランのビュッフェへ

ホテル内にはいくつかレストランがあるのですが、宿泊した期間(2018年6月)空いていたのは、KANCHANA RESTAURANT。朝と夜のビュッフェを楽しめるレストランです。

メニューは、スリランカのローカルフードやカレー、揚げ物・サラダ・スイーツまで、一日では食べきれないほどの料理が並びます。

その中でもとくに、シェフお任せのサラダと、屋外で調理される、グリル系の料理がお気に入りです。

とくにサラダはドレッシングとチーズ、野菜のバランスが絶妙で、お任せするとこんなに美味しくなるんだとびっくり。

朝食も同じくビッフェ形式ですが、夕食とは異なり、朝食はコーヒー、紅茶のサービスがあります。この日は夕食で食べれなかったカレーやローカルフードを中心にいただきました。

日の光がやんわりと入る店内は、眠気をゆっくりと覚ましてくれる。また、外の景色も眺めることができ、より開放的な空間に感じれるのが、心地よかったです。

  • 夕食ビュッフェの値段:3500LKR(約2430円)
  • 朝食ビュッフェの値段:2350LKR(約1630円)

食後に楽しむカフェ&バー


カフェは5Fにあるラウンジと、6Fにあるカンチャナラウンジのふたつ。そのほか5Fにバーもあるので、食後も楽しむことができます。

夕食後は同じフロアにあるカンチャナラウンジで、ティーやコーヒーを飲んでまったりするのが楽しみ。店内が明るすぎず、リラックスできる生演奏も流れているので、心地いいんです。

お酒を楽しみたい方は、5Fフロアのバーで一杯。ちなみにビュッフェ以外でお腹を満たせる場所だと、5Fのラウンジでは、サンドイッチやホットドッグなどの、軽食も楽しめます。

寝る前にスパを体験しよう(アーユルヴェーダではないので注意!)

21時まではスパも営業しているので、こちらで受けてから一日を終えるのも、なんだか贅沢な感じがしていいですね。メニューは部屋にもありますが、直接いって予約も可能です。

朝と夜ともに予約が結構埋まってしまうので、チェックイン日にあらかじめ予約しておきましょう。ヘリタンスカンダラマでは、アーユルヴェーダを受けれるのか気になっていたんですが、スパだけのようです。

スパとアーユルヴェーダは別物なので、本格的に受けたい方は、アーユルヴェーダの施設に行きましょう(こちらに関しては、別途書きますね)。

コロンボからヘリタンスカンダラマまでの行き方

さて、ここからはスリランカの首都「コロンボ」から、ヘリタンスカンダラマまでの行き方を、書いていきますね。

公共の交通手段、とはいえあまり身体に負担をかけないルートで行く方法を、紹介していきます。ざっくり行き(二泊三日)と帰り(一日)のルートはこちら。

  • 行き:コロンボ→電車でキャンディ(一泊)→バスでシーギリヤ(一泊)→トゥクトゥクでヘリタンスカンダラマ
  • 帰り:ヘリタンスカンダラマ→トゥクトゥクでダンブッラ→バスでコロンボ

ヘリタンスカンダラマへ行く道のりで、古都キャンディや、シーギリヤロックなど、観光しながらホテルを目指しました。

日にちに余裕があり、観光も考慮して周るなら、上記の行きルートで二泊三日。交通費を抑えつつ、はやくホテルに行きたい場合は、上記の帰りルートで半日かけて行くのがおすすめです。

ホテルの予約方法

まずホテルの予約なんですが、Booking.comやhotels.com、アゴダやエクスペディアなどのサイトから、予約するのがおすすめです。

サイトによって値段が異なる場合があるので、これらのホテル予約サイトをすべて比較してから、予約に進むのがいいでしょう。

ぼくの場合は、Booking.comがいちばん安かったので、そちらから予約しました。

①首都「コロンボ」から古都「キャンディ」まで電車で移動(1日目)

まずはコロンボのフォート駅から、電車でキャンディを目指します。

なぜ電車なのかというと、金額が安くかつ、バスより快適に移動できるからです。旅の道中も景色を楽しめるので、スリランカでの電車旅はおすすめ。

出発前日に、フォート駅近くに宿泊しておくと、移動が便利でした。

電車の時刻表はこちら。どの発車時刻の電車かによって、予約するかしないかが変わってきます。予約する場合は、前日にフォート駅で、購入しておきましょう。

駅構内に入ると、電車の来る時間や場所を親切に教えてくれる人がいます。もしその人が他の方にも積極的に声をかけていた場合、車内で座ったタイミングで寄付を募られる場合があります。

親切心から来るものだと思ったんですが、寄付の募り方がなんだかすこし残念。寄付するかしないかは、もちろんあなた次第です。そういったこともあることを、頭の片隅に置いておきましょう。

キャンディに到着したら、シーギリヤ行きのバスターミナル近くのホテルに、チェックイン。

シーギリヤ行きのバスは早朝7時半しかないので、ホテルからバスターミナルまで徒歩でいける距離の、ホテルに宿泊したほうが朝の移動が楽です。

  • 電車代(フォート→キャンディ):190LKR(約130円)
  • 移動時間:約3時間半

②古都「キャンディ」から世界遺産「シーギリヤ」までバスで移動(2日目)

翌朝、7:30までにシーギリヤ行きの、バスターミナルに行きましょう。シーギリヤ行きのバスは、広いバスターミナル右端の奥になります。

バスのスタッフらしき人に尋ねると、バスまで案内してくれるので、迷ったら早めに聞くのがいいです。

万が一バスを逃した場合、ダンブッラ行きのバスが一日走ってるので、そちらに乗れば大丈夫です(ダンブッラで乗換)。

  • バス代(キャンディ→シーギリヤ):152LKR(約105円)
  • 出発時刻:7:30(朝から混んでいるので、気持ち早めに行くのが良い)
  • 移動時間:2時間半

シーギリヤのホテルは、どこもそれなりに値段がするので、ホスピタリティの良いホテルがおすすめ。今回ぼくが宿泊したのは、日本人の方がオーナーである「岩見荘」というホテル。

偶然インドでお会いした方が働いていたので、周辺の観光やホテルまでの、トゥクトゥク手配もやってくれました。

シーギリヤに泊まった理由としては、シーギリヤロックを観光するため。シーギリヤロックは荷物を預ける場所がないため、ホテルにチェックインして、荷物を置いてから行きたかったんです。

ヘリタンスカンダラマからも行けなくはないですが、また戻るのが億劫かつ、ホテルで過ごす時間を多くとりたかったので、シーギリヤに一泊だけしました。

あんまり慌てると体調崩しちゃうので、自分のペースでゆっくり旅しましょうね。

③シーギリヤからヘリタンスカンダラマまでトゥクトゥクで移動(3日目)

ヘリタンスカンダラマは、シーギリヤから30分ほど走ったところにあります。そのため朝は比較的ゆっくり出発できるので、観光も兼ねてシーギリヤに1泊するのがおすすめ。

翌日、チェックイン時間の14時到着を目処に、トゥクトゥクをチャーターし、ホテルへ向かうことにしました。

トゥクトゥク一台がギリギリ通れるあぜ道を抜け、整備された道路へ出ると、広大な「カンダラマ湖」が目の前に入ってきます。

そよ風が心地よく、ぼーっと湖を眺めていたら、「あれがホテルだよ!」と、水の向こうに見える森を指差すドライバー。

ホテルの外観をなかなか確認できず、ふたたび指差す方向へ目を凝らしてみると、カメレオンのように、ジャングルと一体化したホテルが浮かび上がってきました。

湖をぐるっと半周するようなルートで、ようやくホテルの入り口にたどり着きます。

  • トゥクトゥク代(シーギリヤ→ホテル):1500LKR(約1040円)
  • 移動時間:30分

ヘリタンスカンダラマホテルからコロンボまでの帰り方

帰りは、ヘリタンスカンダラマからトゥクトゥクで「ダンブッラ」という街まで行き、そこからコロンボ行きのバスに乗り換えて帰りました。

ホテルのスタッフに聞いたところ、この方法がリーズナブルかつ、はやくコロンボまで帰れるとのことでした。トゥクトゥクもスタッフに呼んでもらえるので安心です。

ダンブッラの道路沿いにあるすこし大きなバス停で降りると、そこでコロンボ行きのバスを待ちます。定期的に運行しているみたいで、待ち時間もそこまで長くありませんでした。

ただしバスが来たときは、コロンボ行きのバスかどうかが分かりにくいので、バスの人に都度確認して帰りましょう。行き先はコロンボだと最初に伝えるのを忘れずに。

  • トゥクトゥク代(ホテル→ダンブッラ):1000LKR(約700円)
  • 移動時間(ホテル→ダンブッラ):約25分
  • バス代(ダンブッラ→コロンボ):332LKR(約230円)
  • 移動時間(ダンブッラ→コロンボ):約3時間半

ヘリタンスカンダラマホテルに泊まった感想

ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に泊まった感想をすこしだけ書かせてください。

二泊三日の短い滞在期間だったんですが、心身ともにリラックスできて、とても楽しい時間を過ごせました。ヘリタンスカンダラマを堪能するなら、最低でも二泊三日がおすすめです。

ちょっと背伸びして良いホテルに泊まり、仕事のことを考えたり、記事を書いたり、本を心ゆくまで読んでみたりするのも、たまには良いなあと思いました。こういう楽しみ方もありだなと。

「健やかな引きこもり」というか、ちょっと良いホテルに泊まって、なにかに集中する時間をつくるのも、なんだか贅沢な時間です。たぶん今後、そんな需要も高まっていくんだと思います。

1000円〜3000円前後のゲストハウスに泊まるのも好きだけど、おなじ街で高級なホテルに泊まってみるのも好き。同じ街なのにすこし違う世界を知れるのが、たぶん新鮮でおもしろいんだと思います。

これからもこんな感じで、自分が泊まりたいと思える世界中のホテルを、ご紹介できればと思います。今日書いたことが、これからヘリタンスカンダラマ宿泊を検討されている方の、参考になれば幸いです。

今日はこれにておしまい。
それではまた!