ネパール旅行を楽しむために。14日間の滞在費用と1週間の予算まとめ|ネパール

ネパール旅行を楽しむために。14日間の滞在費用と1週間の予算まとめ|ネパール

2018年5月8日

どうも、サタマサト(@mst727)です。

  • ネパールの物価や旅行の滞在費用が知りたい
  • ネパールでのお金の管理方法を知りたい

そんなお悩みを解決する記事です。

▼記事の内容

  • ネパール旅行14日間の滞在費用と1週間の予算
  • ネパール旅行14日間の滞在費用の内訳
  • ネパール旅行でのお金の管理方法

2018年3月4日〜3月17日の14日間、ネパールに行ってきました。訪れて驚いたのが「物価の安さ」。東南アジアでも安いと感じていたんですが、ネパールはそれ以上でした。

そんな物価の安いネパールですが、滞在費用どれぐらいなのでしょう。どれぐらいのお金があればいいのか、想像するのはむずかしいと思います。

そこで今回は、これからネパールを旅行される方向けに、どれぐらいの金額があればどんな生活ができるのか、14日間の滞在費用と1週間の最適な予算をお伝えします。

ネパール旅行14日間の滞在費用と1週間の予算

まず、ネパール旅行時の旅のスタイルを、大まかに書いておきます。旅の仕方によってかかる費用が変わってくるので、各々のスタイルに当てはめて参考にしてみてください。

  • 訪れた街:カトマンズ・ポカラ
  • 旅のスタイル:一人旅
  • 交通:基本はバス移動
  • 食事:昼と夜の二食
  • 宿泊:ホテルの個室
  • 観光:観光よりもカフェ

いつもの旅とすこし違うのは、個室のホテルに泊まっていたことと、1日に2回以上カフェに行っていたことですね。食費はけっこうカフェの割合が大きいです。

ネパール旅行14日間の滞在費用

ネパール滞在14日間で使った合計金額は、87,758円(約87,200NPR)でした。この金額には、食費や宿泊費、観光費、日本からネパールまでの片道航空券を含みます。

▼ネパール旅行14日間の滞在費用

  • 交通費:56,125円
  • 食費 :9,398円
  • 宿泊費:14,139円
  • 観光費:196円
  • その他:7,900円

 

合計:87,758円(約87,200NPR)

とくになにかを我慢することなく快適に過ごし、10万円以内に収まりました。食費だけだと、1日あたり1,500円ぐらいあれば、十分過ごせました。

ネパール旅行1週間の予算

1週間の予算を見積もると、27,000円〜54,500円(26,460NPR〜53,410NPR)になります。トレッキングやスパを体験するなら、もうすこし高く見積もった方がいいですね。

▼ネパール旅行7泊8日あたりの予算

  • 交通費:5,000〜15,000円(航空券を除く。ポカラに行くなら15,000円は必要)
  • 食費:1,000円〜1,500円/日(ローカルフードだともっと安くなる)
  • 宿泊費:1,000円〜3,000円/日(ドミトリーや個室によって変わるが1,000円以上だと安心)
  • 観光費:5,000円(遺跡や寺院が好きな人は、事前にかかる費用を調べておくと良い)
  • その他:25USドル(観光ビザにかかる費用)

 

合計:27,000円〜54,500円(26,460NPR〜53,410NPR)

なお、すべての金額は現在のレート「1NPR=0.98円」で換算しています(2018年5月8日時点)。だいたいの目安として、予算を考えていただければと思います。

ネパール旅行14日間の滞在費用の内訳

ネパール旅行14日間の滞在費用の内訳と、詳細を見ていきましょう。

交通費:56,125円

交通費は、飛行機、バス、そしてタクシー代になります。

カトマンズはほとんどタメルにいたこともあって、あまりタクシーなどの移動手段を使うことはありませんでした。また、徒歩30分ぐらいの距離なら歩いていました。

片道航空券を除けば、いちばんお金がかかったのは、タクシーのチャーター代ですね。

片道航空券:50,000円(大阪→カトマンズの片道航空券)

LCCのAir Asiaの航空券で、片道5万円でした。航空券を買うのが遅かったので、前もって購入すればもうすこし費用は抑えられるはず。

往復航空券ではない理由は、ネパールのあと、そのままインドに向かう予定だったので、とりあえず片道航空券のみを購入しました。

バス代:1,666円(カトマンズ→ポカラの往復代)

カトマンズとポカラ間をバスで移動しました。バスは移動手段として最もリーズナブルなので、海外では利用する頻度が比較的多いです。

  • 行きのバス代:980円(973NPR)カトマンズ→ポカラ
  • 帰りのバス代:686円(681NPR)ポカラ→カトマンズ

行きは宿で手配してもらったこともあり、すこし金額が高くなっています。帰りはポカラのバス会社に行き、直接チケットを購入しました。

タクシー:4,459円

タクシーは、空港やバスターミナルから宿までの移動に、利用していました。

また、すこし遠方の観光スポットへ行く際に、タクシーをチャーターしたので、その分費用がすこし高くなっています。

ふつうに利用する分には、それなりに安く済みます。

食費:9,398円

食事は基本的に昼と夜の2食をレストランで、あとはカフェに行くことが多かったです。食費は1日に合計800円〜1000円(790NPR〜987NPR)でした。

1食だいたい300円(296NPR)。ネパールの郷土料理「モモ」がおいしかったので、よく食べてました(10個セットで200円前後)。

食費を抑えようと思えば、もっと安く済ますこともできます。あとは、日本食が安くおいしいので、ぜひ食べてみてください(どんぶりで400円前後)。

作業のために昼間は毎日カフェを利用していました。コーヒー1杯で200円前後(197NPR)。長時間利用することが多かったので、2杯オーダーが基本でした。

ネパールのカフェはおしゃれで、ランチやドリンクもおいしかったです。実際に訪れたカフェを、こちらの記事にまとめているので、ぜひご覧ください。

宿泊費:14,139円(13泊14日)

1泊1,200円(1,185NPR)ぐらいの個室に宿泊してました。温かいシャワーに朝食が付いていたり、満足度はとても高かったです。

ただ、ネパールは1日に使える水の量が決まっているらしく、夜遅くには水が出ないこともあったのでご注意ください。

ドミトリーはピンからキリまでありますが、東南アジアよりも安く泊まれるというよりは、個室をより安い金額で泊まれる感じでした。

観光費:196円

観光費は、モンキーテンプルの入場料のみです。旅のスタイルによりますが、カトマンズやポカラは街を歩いたり、「なにもしない時間」を楽しめたので、観光費用はかかりませんでした。

カトマンズのタメルでお店を巡ったり、ポカラではのんびりお気に入りのカフェで本を読んだり、そんな時間が似合う国だと感じました。

その他:7,900円

その他は、ネパールの観光ビザと、ポカラで購入したコートの費用です。お土産を買うことはありませんでした。

観光ビザは25USドルなのですが、細かいドル札を持ってなかったため、日本円で3,000円を支払いました。日本円だとお釣りはないのでご注意ください(25USドル現金で支払うのがベスト)。

ここからはネパール旅行での「お金の管理方法」と「楽しむ方法と注意点」をお伝えします。

ネパール旅行でのお金の管理方法

ネパール旅行でのお金の管理方法ですが、クレジットカードと国際キャッシュカード、現金の3つを利用していました。それぞれこんな感じで使い分けていました。

もし海外旅行用のクレジットカードをお持ちでなければ、「海外旅行におすすめのクレジットカード厳選5枚【保険の組み合わせが重要】」もご覧ください。

▼クレジットカード

  • 現地の人や観光客が大勢利用するレストランやカフェ、ホテルで利用
  • カードが紛失したときのために、使えるように複数枚別々に所持

▼国際キャッシュカード

  • ATMから現金を引き出すために利用(最初の空港である程度引き出すことが多い)
  • 現地の人や観光客が利用している、また人目につきセキュリティがいるATMで引き出す
  • 夜は目をつけられることがあるので、現金を引き出す際は日中のみ

▼現金

  • 盗難のリスクを考え、1日使う分とそうではない分を、別々に所持
  • 日本円とUSドル・現地の紙幣3つを所持(日本円だと換金できないところがあるため)

基本はクレジットカードで支払い、それ以外は国際キャッシュカードで引き出した、現金で支払っていました。現金の換金やATMの引き出しは、基本日中に済ませましょう。

金銭トラブルに気をつけよう

ネパールの都市部では、ぼったくりや盗難が多いと聞きました。とくに日本人はぼったくられやすいので、適切な相場を知ったうえで、買い物するよう心がけましょう。

また、ATMの引き出しは日中と書きましたが、これは実際に友だちが、日没後に現地のATMで引き出そうとしたとき、複数人の男性が待ち伏せしていたというケースがあったからです。

たくさんのお金を持っていると思われる、ATMの引き出し時や、現金の換金時などは、場所を選ぶとともに、周りも警戒しましょう。

最後に

ネパールは人も優しく、とてもいい国でした。物価は年々上昇していますが、安く、おいしいものが満喫できる国なので、ぜひ気になる方は、足を運んでみてください。

これからネパール旅行を検討されている方にとって、今回の情報がすこしでもお役に立てば嬉しいです。

今日はこれにておしまい。
それではまた。

 

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