どうも、サタマサト(@mst727)です。
- インドの物価や旅行の滞在費用が知りたい
- インドでのお金の管理方法を知りたい
そんなお悩みを解決する記事です。
▼記事の内容
- インド旅行89日間の滞在費用と最適な予算
- インド旅行89日間の滞在費用の内訳
- インド旅行でのお金の管理方法
2018年3月17日〜6月13日の89日間、インドに行ってきました。ネパールから南下してインドに来たんですが、噂どおり混沌とした空気感と発展途上の様子は、とても刺激を受けました。
物価は基本的にはどこも安いですが、IT都市のバンガロールに行くと、多少は高く感じました。いろんな街を訪れたインドですが、今回はどれぐらいの滞在費用がかかったのか、まとめてみました。
この記事では、これからインドを旅行される方向けに、どれぐらいの金額があればどんな生活ができるのか、89日間の滞在費用と1週間の最適な予算をお伝えします。
インド旅行89日間の滞在費用と1週間の予算
まず、インドの旅のスタイルを、大まかに書いておきます。旅の仕方によってかかる費用が変わってくるので、各々のスタイルに当てはめて参考にしてみてください。
- 訪れた街:デリー・リシケシュ・バラナシ・プリー・バンガロール
- 旅のスタイル:一人旅
- 交通:飛行機・バス・電車・オートリキシャ・タクシー
- 食事:昼と夜の二食
- 宿泊:ドミトリーと個室
- 観光:観光よりもカフェ
インドに来た目的は、バラナシとバンガロールに行くこと。バラナシはインドの北東、バンガロールは南にあったので、右回りに半周しました。そのため交通費がいちばんかかりました。
インド旅行89日間の合計費用
インド滞在89日間で使った合計金額は、172,368円(約107,730INR)でした。この金額には、食費や宿泊費、観光費、街から街への移動を含みます。
▼インド89日間の滞在費用
- 交通費:33,591円
- 食費 :67,461円
- 宿泊費:47,248円
- 観光費:1,760円
- その他:22,308円
合計:172,368円(約107,730INR)
街によって金額の偏りがあるんですが、他の国と比べると、圧倒的に安く済んでいると思います。食費だけだと、1日あたり700円ぐらいあれば、十分過ごせました。
インド旅行1週間の予算
1週間の予算を見積もると、23,000円〜49,800円(36,800INR〜79,680INR)になります。トレッキングやスパを体験するなら、もうすこし高く見積もった方がいいですね。
▼インド旅行7泊8日あたりの予算
- 交通費:5,000〜10,000円(航空券を除く。長距離移動を考えると5,000円以上は必要)
- 食費:600円〜1,200円/日(ローカルフードだともっと安い・都市は比較的高め)
- 宿泊費:1,000円〜3,000円/日(ドミトリーや個室によって変わるが1,000円以上だと安心)
- 観光費:3,000〜6,000円(遺跡が好きな人は、事前にかかる費用を調べておくと良い)
- その他:2,000INR(日本人向けアライバルビザにかかる費用)
合計:23,000円〜49,800円(36,800INR〜79,680INR)
なお、すべての金額は現在のレート「1INR=1.60円」で換算しています(2019年4月23日時点)。だいたいの目安として、予算を考えていただければと思います。
インド旅行89日間の滞在費用の内訳
インド旅行の滞在費用の内訳と、詳細を見ていきましょう。
交通費:33,591円
交通費は、飛行機、バス、電車、タクシー、そしてオートリキシャ代になります。
町から町への移動は飛行機やバス、電車、市内の移動は、タクシーやオートリキシャを利用しました。タクシーがあるところでは、ほとんどUberかOlacabsを利用していました。
流しのタクシーやオートリキシャと比べて、Uberが安いのはもうどこの国も同じなのかな。
片道航空券:20,766円
飛行機は「IndiGo」と「Air Asia」の、2回乗りました。
- カトマンズ(ネパール)→ニューデリー(インド):15,364円(9,603INR)
- ブバネーシュワル→バンガロール:5,402円(3,376INR)
途中陸路の移動が疲れたので、飛行機に乗り換えました。インドは広いです。
バス代:1,954円
主に街から街の長距離移動で利用しました。500円以下のバスは、冷房もなく地元の人が乗るローカルバス。1,000円以下のバスは、観光客向けの冷房付きでした。
ちなみにインドの冷房はとてつもなく寒いときがあるので、かならずカバンの中には羽織れるものを入れておきましょう。
電車:2,616円
電車も主に街から街の長距離移動で利用しました。インドの長距離列車は、とにかく時間に遅れます。数時間遅れはもちろん、半日遅れぐらいは、覚悟しておく必要があります。
かといって時間通りにも来たりするので、事前にインドの電車アプリを入れて、遅延状況を確認できるようにしておきましょう。
長距離列車は、グレードによって席が分かれているんですが、いちばん安い席以外にしましょう。僕はそれで行ったんですが、地元の人にも危ないから乗るなと言われました。安全第一で。
タクシー・オートリキシャ:8,256円
交通費のほとんどがタクシー代です。とくにバンガロールは、街の構造的に歩ける街ではなかったので、ずっとUberを利用していました。
料金も300円以下に収まることがほとんどで、空港から市内まで利用したときも1,200円前後でした。
オートリキシャよりも、Uberのタクシーの方が断然安かったので、交渉の手間を考えると、Uberの方がおすすめです。
食費:67,461円
食事は基本的に昼と夜の2食をレストランで、カフェに行くことが多かったです。食費は1日に合計600円〜1,200円(約375INR〜750INR)でした。
1食カレーが200円(130INR)以下、ちょっといいレストランで食べても400円(250INR)ほど。街によりますが、安いところでは1日300円ぐらいでいけましたね。
作業のために昼間は毎日カフェを利用していました。シェイク1杯で150円(90INR)前後。普通のドリンクだとその半額ぐらい。長時間利用することが多かったので、2杯オーダーが基本でした。
バンガロールではスターバックスに行くことが多かったんですが、いちばん高くついたのは、どこの国も料金がそんなに変わらないスタバですね。
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宿泊費:47,248円(88泊89日)
ホテルは、大きく3つぐらいのグレードのところに宿泊しました。それぞれ1泊あたりの料金はこんな感じです。長期間だったので、安めで清潔なところを選んでいました。
- ドミトリー:400円〜800円
- 個室:1,000〜2,000円前後
バンガロール市内は流石に高かったんですが、すこし郊外を探すと、安くて設備がよくきれいなところが結構ありました。
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観光費:1,760円
インドのバラナシで、ガンジス川の朝焼けを見るためにボートに乗ったとき、960円(600INR)かかりました。ここらへんの料金設定は曖昧なので、金額交渉してみましょう。
残りの800円は、シタールという楽器のレッスン代です。1時間ちょっとのレッスンで、250INR(400円)。先生がとても熱心に教えてくれました。やっぱり音楽はいいね。
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その他:22,308円
その他は、インドの日本人向けアライバルビザ(2,000INR)と、日用品、お土産、SIMカード、そしてオーバーステイの罰金9,632円(6,020INR)ですね。
罰金というのは、日本人向けのアライバルビザは、最長60日が有効期限なんですが、日付の勘違いで、1日超過してしまったときに払ったものです。
正式に出国許可をもらうまでに約1ヶ月かかりました。一人旅の人はくれぐれも気をつけましょう。さて、ここからはインド旅行での「お金の管理方法」と「楽しむ方法と注意点」をお伝えします。
インド旅行でのお金の管理方法
インド旅行でのお金の管理方法ですが、クレジットカードと国際キャッシュカード、現金の3つを利用していました。それぞれこんな感じで使い分けていました。
基本的に複数のクレジットカードと国際キャッシュカード、すこしの現金があれば困りません。もし海外旅行用のクレジットカードをお持ちでなければ、こちらのクレジットカードがおすすめです。
- 楽天プレミアムカード(楽天カード)※年会費1万円以上に抵抗があれば最初は無料から初めてok
- 三井住友VISAクラシックカードA
- エポスカード
詳しくは「海外旅行保険の組み合わせで決める、海外旅行におすすめのクレジットカード5枚」もご覧ください。
▼クレジットカード
- 現地の人や観光客が大勢利用するレストランやカフェ、ホテルで利用
- カードが紛失したときのために、使えるように複数枚別々に所持
▼国際キャッシュカード
- ATMから現金を引き出すために利用(最初の空港である程度引き出すことが多い)
- 現地の人や観光客が利用している、また人目につきセキュリティがいるATMで引き出す
- 夜は目をつけられることがあるので、現金を引き出す際は日中のみ
▼現金
- 盗難のリスクを考え、1日使う分とそうではない分を、別々に所持
- 日本円とUSドル・現地の紙幣3つを所持(日本円だと換金できないところがあるため)
今回はほとんどクレジットカードを使う機会がなく(ショッピングモールかスタバぐらい)、基本は国際キャッシュカードで引き出し、現金で支払っていました。
ただし、インドのATMはお金が入っていないことが多く、引き出しにとても苦労したので、ショッピングモールなどのATMに行く機会があれば、あらかじめ多めに引き出しておきましょう。
金銭トラブルに気をつけよう
インド(とくにデリーやバラナシ)は金銭面のトラブルに巻き込まれている日本人が多かったです。基本はぼったくり被害ですね。
旅行のツアー代金やホテルの宿泊料金、あとはお土産の売買に関する料金トラブルなどなど。
日本人はぼったくられやすいので、知らない人についていかない、適切な相場を知ったうえで買い物して、ちゃんとNOと言えるようにしましょう。
お金の持ち歩きや、やりとりなども、常に最新の注意を払えるようにしましょう。
最後に
インドの人は優しい人がいる一方で、あの手この手で騙してくる人がいます。デリーでは夜は出歩かない、女性の人はとくに細心の注意を払うなど、気を引き締めて旅を楽しみましょう。
移動とかもそうなんですが、お金をかけて解決できるところは、多少高くても、ケチらずお金をかけて旅しましょうね。
これからインド旅行を検討されている方にとって、今回の情報がすこしでもお役に立てば嬉しいです。ぜひご参考ください。
今日はこれにておしまい。
それではまた。