どうも、佐田真人(@mst727)です。
ヨガや瞑想、健康の類に興味がある方なら、アーユルヴェーダという言葉を、いちどは聞いたことがあると思います。
5000年以上の歴史を持つ、世界最古の伝統医学。
南インドを中心に伝承されてきたものが、今もなお古き良き形で現存するのが、ここスリランカだといわれています。
時折スピリチュアルな文脈で語られることもあるアーユルヴェーダ。その伝統医療がどういうものなのか、僕自身も興味がありました。
そうなると真っ先に頭を抱えるのが、どこでアーユルヴェーダを受けるか。
僕自身もその道の初心者だったので、安心して受けれる場所を選びたかった。そんなときに知ったのが「バーベリンリーフアーユルヴェーダリゾート」。
初めてアーユルヴェーダを受けた施設、今日はその魅力を紹介していきます。
実際にアーユルヴェーダを受けた感想は「スリランカのアーユルヴェーダを体験して変わったこと、知っておきたいこと」にまとめました。
CONTENTS
バーベリンリーフアーユルヴェーダリゾートにした決め手
スリランカには数多くのアーユルヴェーダ施設があるのですが、設備の違いはもちろん値段もピンからキリまで存在します。
その中から「バーベリンリーフアーユルヴェーダリゾート」を選んだ理由は、以下の3つ。
- アーユルヴェーダ初心者がリラックスできて施術を受けることができる環境だったこと
- 比較的リーズナブルかつライトな施設で、日本語対応が可能だったこと
- 著名人や訪れた人たちの口コミがよかったこと
高級リゾートホテルのような施設と、水や電気もない田舎のハードな施設の、ちょうど間ぐらいにあるバーベリン。
アーユルヴェーダ初心者には、それぐらいが最適だと考え、バーベリンで施術することにしました。
バーベリンには「リーフ」と「リゾート」の二種類ある
また、バーベリンには2種類のリゾートがあります。ひとつは今回の滞在先であるバーベリンリーフ。もうひとつはバーベリンビーチ。
(2018年12月にバーベリンサンズと呼ばれる、第3の施設も開業するようです。)
リーフとビーチの大きな違いは、施設に加えて、日本語対応しているかどうか。もし英語に不安な方は、日本語対応している、リーフが良いかもしれません。
とはいえ、日本語通訳の人がつくのも最初と最後の問診ぐらいで、通訳技術も人によってマチマチなので、必要最低限の英語は理解できるようにしておきましょう。
◎良いところ
- 予約の段階からレスポンスが早く丁寧
- 静かな環境かつ清潔なのでリラックスできる
- シーロダーラなどの制限がなければ、滞在中ヨガや瞑想などを無料で受けれる
- 体調など変化があれば気軽に、24時間ドクターに相談できる
- ベジタブルのみだが美味しく、料理に肉の食感を与えるなど、工夫があり食べ応えがある
△惜しいところ
- ビーチがあるがあまり綺麗ではなく、物売りもいるので落ち着かない
- 天気のせいか、稀にホットシャワーが出にくかった
- 自然の中にあるので蚊やヤモリが出るらしい
バーベリンリーフアーユルヴェーダリゾート内の様子
スリランカの首都、「コロンボ」からタクシーで約1時間半ほどの「ベルワラ」に、バーベリンリーフはあります。
施設は海に面しており、歩いているとほのかに海の香りが、風に揺られてくる。
都会の喧騒とは無縁のこの場所で、11日間アーユルヴェーダを受けることにしました。
部屋の様子
部屋のタイプは6つに分かれています。今回滞在した部屋はクラシックルーム(そのほかの部屋は公式サイトからご覧ください)。
インドやスリランカは蚊が多いので、蚊帳がついているのは嬉しかったです。蚊が多い国のホテルは、デフォルトの仕様にしててほしい。
日当たりが若干気になったものの、快適に過ごすことができました。ファンが完備しているので、日中問わず、快適に過ごすことができます。
施設はビーチに面しているので、波の音を聞きながら寝るのも心地よかったです。
ベランダではよく読書をしたり、お昼寝したり、特別な治療の期間は、ここで過ごすことが多かったです。同じくベランダのテーブルでは食事もとったりしていました。
水周りも清潔で問題なし。浴槽もあるので、湯船に浸かることもできます。稀になかなかお湯が出ないことがありましたが、ぬるま湯みたいな感じだったので、そこまでストレスフルではありませんでした。
ひとつ困ったことといえば、洗濯した衣服を干す、ちゃんとした場所がないところ。ハンガーがあるので、バルコニーのドアの部分やイスに、かけていました。
レストランやプール、ビーチなど
特別な治療を除いて、朝昼晩と3色きっちり振舞われる、スリランカ料理。日に応じて形式は異なりますが、基本的に朝昼はビュッフェ。夜はメニューが決まっています。
ときおりランチにはピアノ演奏、ディナーにはスリランカの伝統舞踊などが披露され、長期間滞在する患者を飽きさせない工夫もグッド。
バーベリンリゾート内にはひとつ、比較的大きなプールがあります。
治療の状況によって、プールに入れないことがあるので、そこは先生に聞きながら、体調と相談して入ってくださいね。
また、施設はビーチに繋がっているので、海で泳ぐこともできます。
ただしあまり綺麗ではないので、早朝か夕暮れにビーチ沿いを散歩するぐらいが、ちょうどいいかもしれません。
図書室やヨガルームなど
バーベリンリゾートに滞在中、思いの外やることがなく、かなり時間を持て余す方も多いと思います。もし読書がしたくなったら、ぜひ図書室にも足を運んでみてください。
種類は決して多くないですが、日本語の本もあるので、読みたい本が見つかるはずです。アーユルヴェーダ関連の本もあるので、ここで調べてみるのもおすすめ。
また、定期的に瞑想やヨガも開かれており、早朝と夕方に1時間行われています。その他にもプログラムがあり、長期滞在者を飽きさせない工夫がされていました。
アーユルヴェーダの有名な先生を招いて、講義があったりと、毎日何かしらのイベントがあったので、最後まで退屈せず楽しめました。
バーベリンリーフアーユルヴェーダリゾートの予約方法から当日まで
①予約 or 問い合わせメッセージを送る
バーベリンリーフリゾートは、booking.comやexpediaなど、ホテル予約サイトからは予約できず、公式サイトから予約します。
日程の目処があらかじめ立っている場合は、まずはこちらの予約ページから申請してみましょう。もし数日経って返答が来ない場合は、こちらのページからも問い合わせ可能です。
僕の場合、最初は日本語で問い合わせを送ったんですが返信が来ず、再度英語で問い合わせを送ってみると、数時間後に帰ってきました。
なので送る際は英語で送った方が、確実だと思います。ちなみに僕は11日前に予約したんですが、その時点で空き室は限られていたので、2週間〜1ヶ月前からの予約がおすすめです。
参照:Barberyn Reef Ayurveda Resort, Beruwela, Sri Lanka, Japanese language
②宿泊の見積もりと送迎の有無など確認する
問い合わせ後、バーベリンリーフのスタッフからメールの返信が来るので、最低限、下記の内容を確認し伝えましょう。
▼確認すること
- 滞在期間(指定した期間で滞在可能か)
- 総額の費用(夏季&冬季レートと割引を含んだ料金)
- 日本語対応可能かどうか(念のため指定した期間で可能か)
▼伝えること
- ビザの有効期限(取得したかどうかも)
- フライト時刻の詳細
- 送迎の有無(空港 or 市内のホテルからでもOK)
③前金をユーロで支払う
バーベリンリーフの決まりとして、最初にユーロで前金を支払う必要があります。支払う金額は、アーユルヴェーダの施術料金と宿泊費用を合わせたコストの30%です。
合計で1000ユーロなら、最初に支払う料金は、300ユーロですね。支払い方法はオンラインでのクレジット決済となります(VISAとMASTERのみ)。
予約確定後にメールで、指定されたURLが送られてくるので、そちらで決済をしましょう。当日までの手続きは以上ですが、レスポンスも早いので、スムーズにやりとりできます。
到着した初日はコンサルテーションから始まる
バーベリンリーフに到着した当日、まずは最初に患者の先生から診察を受けます。いまの健康状態と抱えている症状を聞き、これから受ける治療を決めていきます。
もし客室に空きがあれば、治療内容によって、期間の延長も相談できます。
なお、基本的には英語での説明ですが、あらかじめ伝えておけば、日本語の通訳も可能です。ただし、最低限のコミュニケーションは取れるように、英語の勉強はしておいた方が、より理解が深まると思います。
受けた治療やスケジュールなど
初日に一時間ほど先生のコンサルテーションを受け、その際に治療とスケジュールも決めていきます。診察で滞在期間は11日と決まり、受けることになった治療はこんな感じ。
- 腰のトリートメント
- 体内のクリーニング
- 目のトリートメント
- シーロダーラ(脳内のトリートメント)
- 鼻のトリートメント
治療のスケジュールについては、個人によって変わってきますが、基本的に効果を実感するのは、最低10日は必要だと言われています。
訪れている患者の方も、2週間から1ヶ月ほど滞在予定の方が、多い印象でした。初めての際は数日ほど試しに受けてみて、よければ長期滞在を決める方が多いようです。
バーベリンリーフアーユルヴェーダリゾートの詳細
バーベリンリーフリゾートは、スイスやドイツを中心としたヨーロッパ県内の人、中国と日本の東アジア圏内の人がほとんどでした。
初めてきた方も多く、実際僕も宿泊してみて、ホスピタリティ高く、初めての人にもおすすめできる施設だと感じました。
実際にアーユルヴェーダを受けた感想は「スリランカのアーユルヴェーダを体験して変わったこと、知っておきたいこと」に書いています。ぜひ合わせてご覧ください。
今回書いた記事が、スリランカのアーユルヴェーダ施設を探されている方の参考になれば、とても嬉しいです。
バーベリンリーフアーユルヴェーダリゾート
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- 【アクセス】事前にメールでタクシーの送迎を手配(空港 or 市内からの送迎もOK)
- 【HP】Barberyn Reef Ayurveda Resort
- 【参考価格】10泊11日滞在した際の、夏季レートでの参考料金(2018年7月3日時点)
- 宿泊料金:110Euro/日(クラシックルーム)×10日間=1100Euro
- 治療料金:80Euro/日(アーユルヴェーダ)×11日間=880Euro
- サマー割:110Euro×5日間=-550Euro
- 合計:1430Euro(約179,440円)※2019年2月23日時点
今日はこれにておしまい。
それではまた!