【台北で初めての部屋探し】事前に知りたかった賃貸の探し方と家賃を下げて理想の部屋を探すポイント

2020年8月30日

どうも、サタマサト(@mst727)です。

2020年1月30日より、台湾・台北に移住したんですが、いちばん最初に困ったのは、台北の部屋探し。「台北で希望通りの賃貸部屋を探すのは難しい」と事前に聞いてましたが、想定していた以上に困難でした。

今回は自分が台北移住前に知りたかった賃貸の探し方や、家賃を下げて理想の部屋を探すポイントをお伝えします。これから台北で賃貸物件を探す方の参考になれば幸いです。

台北で部屋探しをする前に押さえておくべきこと

事前に知っておくべきこと

台北で部屋探しをする前に、いくつか知っておきたいことがあります。これからお伝えするポイントを押さえた上で部屋探しをすると、より探しやすくなると思うので、渡航前にある程度ネットで調べておきましょう。

①家賃は東京とおなじ基準で探すと高い

「台北は家賃が高い」といわれますが、実際に高いです。イメージ的には東京に住むのと変わらないぐらいの家賃で、東京の賃貸よりもレベルが下がるといった感じ。

例えば、東京都心で「駅から徒歩10分・トイレとシャワー別・キッチン付き・7畳のワンルーム」がだいたい7〜8万円だとします。

おなじ家賃で台北であれば、「駅から徒歩10分・トイレとシャワー同じ・キッチンなし・6畳以下のワンルーム」、加えて清潔さにすこし欠けるといったところ。洗濯機は共用のところが多い印象です。

基本的に台湾は外食文化のため、キッチンがデフォルトで設置されていないところが多く、建物自体も古いところが多いので、東京とおなじクオリティを求めてしまうと、東京以上に家賃が高くなってしまいます。

ちなみに、水道代・ネット代は家賃に含まれており、電気代だけは別にしているところが多いです。基本は1年単位の契約となっていて、1年未満で退去の場合は違約金1ヶ月程度とられる場合もあります(ただしここはオーナーさんによって期間は異なるので要チェック)。

台北で初めて部屋探しをする場合、自分の理想とする住まいの条件を取捨選択しつつ、いかに家賃とのバランスが取れた物件を見つけれるかがポイントになってきます。

②台北の部屋探しは大きく7つある

日本で部屋探しをする場合、賃貸サイトで住みたい部屋を探し、内覧の予約をしてという流れが一般的。そして実際にチェックすべきサイトもだいたいは決まっていると思います。台湾についても賃貸サイトをチェックして内覧という流れは変わらないものの、探し方にはいくつかパターンがあります。

  1. 賃貸アプリ(サイト)「591」から探す
  2. 各会社のシェアハウスサイトから探す
  3. Facebookコミュニティで探す
  4. 日本の仲介不動産に連絡する
  5. 台北市内の不動産屋に訪問
  6. 物件に貼ってる連絡先から連絡
  7. 台湾の知り合いから紹介してもらう

実際に僕が行ったのは①〜③までです。⑤〜⑦は台湾在住の日本の方が実際に行ったと聞いた探し方。ただ結構難易度が高いため、語学力に自信がない場合、あまり再現性はありません。個人的には①〜③は必須で行い、④は最終手段と考えておくといいかもしれません。

とくに台湾では、アプリ「591」を利用して探すのが主流。日本と異なり、大家さんが直で募集しているものがほとんどなので、気に入った物件があれば大家さんに電話して、内見の日時の約束をとる方法が一般的です。

①〜③については後ほど、経験談を交えて詳しくお伝えします。その際に使ったサイトは「台北の賃貸探しで実際に使ったおすすめサイト9つ【ひとり暮らし・シェアハウス】」をご覧ください。

③リノベーション物件はまだまだ少ない

日本で物件を探すとき、デザイナーズマンションやリノベーション物件など、おしゃれな部屋を探すことが容易になってきました。しかし、台北はまだまだそういうわけにはいきません。

そもそも日本と異なり、基本的に家具家電は備え付けで設置されており、部屋自体をリノベーションする文化がまだまだ浸透していません。ひとり暮らしの賃貸でもたまにおしゃれな物件を見ますが、それはオーナーのセンスによるものが多く、決してリノベーション物件が多いわけではありません。

台北にはおしゃれなホテルが多いイメージだったので、いざ部屋探しをしてみると、すこし古びた部屋が多く、イメージとのギャップがありました。ではどこで数少ないリノベーション物件を探せるのか。

もし清潔でおしゃれな物件を探されている方は、ひとり暮らしの賃貸ではなく、シェアハウスなどを検討してみるといいでしょう。591には掲載されていないおしゃれな部屋が掲載されています。

ちなみに今後、台湾でも個人が借りれるリノベーション物件の数は、すこしずつ増えていくと思います。台湾のYouTuberでリノベーションについて発信するチャンネル「Lo-Fi House」が面白いので、ご興味ある方はぜひご覧ください。

出来る限り家賃を下げて理想の部屋を探すポイント

「家賃が高いのはわかったけど、ある程度家賃を抑えて、いい部屋を探すことはできないの?」という声もあると思います。ここではいくつか家賃を抑えつつ、理想の部屋を探すポイントをまとめました。

①賃貸で譲れない部分と許容できる家賃を決めておく

台北で部屋を探す前に、賃貸でここだけは譲れない部分と許容できる家賃を決めておきましょう。賃貸で譲れない部分を洗い出すと、たくさんあると思うのですが、ある程度優先順位をつけておくことで探しやすくなるはずです。僕の場合だと、こんな感じで優先順位をつけていました。

  • 日当たり
  • 水回りの清潔さ
  • デスクワークできる、部屋で撮影できる環境

台北は日当たりが良くない物件が多いのですが、最重要ポイントだったので、とにかく日光がたくさん入ってくる部屋を最優先で探しました。あとは水回りの清潔さ。「洗面所・シャワー・トイレ別」という東京では必須だったものは妥協し、清潔さにこだわりました。

家賃に関しては、「12,000元〜20,000元」を目安に探していました。最初からこの家賃設定だったわけではなく、もともとは「10,000元〜12,000元」から探しはじめ、気づいたら20,000元まで許容範囲を伸ばさざるを得なかったという感じでした。「キッチンあり」や「トイレとシャワー仕切りあり」を求めるなら、最低でも15,000元以上は必須でしょう。

だいたい周りの人たちは、12,000元あたりで住んでる方が多かったのですが、僕の場合、部屋で余計なストレスは抱えたくなかったので、多少家賃が高くても自分が納得できる部屋に住もうと決めていました。まずは「591」などを見ながら、どのくらいの家賃でどういうところに住めるのか、相場感を掴みましょう。

②家賃が下がる「新北市」も視野に入れる

MRTのライン問わず、台北市内の中心地からとにかく新北市に出てしまえば家賃は下がります。台北を囲むように存在する新平市ですが、台北市内にとほ30分圏内とアクセスが良く、暮らすにも最適な街です。

実際に新北市在住の方で、台北市内に住むよりも家賃は安く、広い部屋に住む人たちも多く、とても快適そうに暮らしています。もし台北市内にこだわらないのであれば、新北市内で部屋を探すのも大いにありですね。

もし台北市内にこだわりたい(ご多分にもれず、僕もそのひとり)場合は、台北市内でも家賃が下がるエリアは狙い目かもしれません。実際に教えてもらったエリアだと、具体的にはこんなところでしょうか。

  • 比較的リッチなエリア「中山」の林森北路付近(このエリアは飲み屋街なので比較的安めだといわれている)
  • MRTグリーンラインの「古亭」や「公館」より先(ここらへんは学生街で夜市もあり食事にも困らないエリア)
  • MRTグリーンライン「台北アリーナ」とブルーライン「忠孝敦化」のあいだ(首都高の高架下にあり、駅から微妙な距離にあるので、その周辺は比較的安め。忠孝敦化は繁華街なので、飲食や買い物には困らない)
  • MRTオレンジライン中山国小から新北市方面

とにかく台北市内から新北市方面に行けば行くほど、家賃は安くなるので、学校や職場からどれぐらいの距離なのか調べ、住むエリアを選んでいくといいでしょう。僕はだいたい職場から30分以下の場所を目安に探していました。

③シェアハウスも視野に入れる

もしひとり部屋を探されている方は、シェアハウスも検討されてみてはどうでしょう。シェアハウスといっても、共同部屋のほか、個室でリビングやトイレ・シャワーは共同など、シェアハウスによって種類はさまざま。

シェアハウスは会社によってコンセプトや特長が異なります。サイトは先ほどお伝えしたこちらの記事で紹介しているので、検討されている方はぜひチェックしてみてください。

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台北で実際に行った賃貸部屋の探し方

さて、ここからは経験談を踏まえ、「検索編・内覧編・契約編」の3つに分けてお伝えします。実際に使ったおすすめのサイトは、改めて詳しくまとめますが、後述する全体像を見ていただいたあとの方が、より理解が深まるかもしれません。合わせてご覧ください。

当初は1週間ぐらいで部屋が見つかるだろうと思い、とりあえず入社の数日前に台北入りし、ホテルで暮らしながら部屋探しをしていました。ただ、実際は部屋探しを始めてから物件が決まるのに、約1ヶ月ほどかかりました。運良く見つかっただけなので、場合によってはAirBnbかホテルの長期滞在をしながら、ゆっくり部屋を探すことも視野に入れていました。

日本の仲介不動産を利用して探すことも視野に入れていたのですが、やはり割高になることや、せっかく海外に来たのだから自力で探そうと思ったことから、本当に困ったときの最終手段として考えていました。それらを踏まえたうえで実際にどう部屋を探したのか。

検索編:「591」で部屋探し

まずは台湾の家探しで誰もが使うアプリ「591」で物件検索していました。日本でいう「SUUMO」などの賃貸ポータルサイトに近いです。これの詳しい使い方はほかの記事で見ていただくとし、まずは591でMRTの駅ごとの家賃の相場感などを掴んでいきました。

そして気に入った物件があれば、すぐにLINEでメッセージし、内覧のアポイントをとるという作業を繰り返し行っていました。中国語が堪能、もしくは現地に頼れる知り合いや友達がいる場合は、気になる物件があればすぐに電話で連絡してもらうのがベストです。

591の物件探しはとにかくスピード勝負。気になった物件を「いいね」リストに入れてすこし経って見返したときにすでになかった、なんてことはよくあったので、即連絡するのがいいでしょう。

また、賃貸の説明文章に「日本語対応OK」と表記されている物件もいくつかあったので、その場合は中国語が不安な方も、電話で連絡してみてもいいかもしれません。LINEはオーナーによって返信の時間がまちまちのため、可能であれば電話したいところです。

そんなこんなで僕の場合は、まず「591」経由からLINEでアポイントをとり、物件の内覧をさせてもらうことになりました。

内覧編:検索・連絡・内覧を繰り返す

中国語のやりとりに不安を抱えながらも、オーナーに聞いておきたいことをメモして内覧へ。内覧のポイントはいくつかありますが、こんな感じでしょうか。

  • 内覧の1時間前には到着して、物件周りの雰囲気・アクセスの良し悪し・食や買い物に困らないかをチェック(日中と夜の両方把握できたらベスト・食は遅くまでやってる夜市があると便利)
  • 建物から部屋までの導線や雰囲気(部屋が良くても、部屋までの導線が清潔じゃなかったり、不便だったりすることもあるため)
  • 家賃や水道光熱費・敷金などの金額面、引き落とし方法、契約期間や契約に必要な書類など(ここは内覧より前に聞いておけるといい)

あとは内覧でしか得れない情報を注意深く見ておくこと。僕の経験談として、ネットの画像で見たときは清潔に感じても、いざ内覧に訪れてみれば、異臭を放ち清掃されていない物件や、ちゃんとシャワーが出ない物件がありました。

内覧をするときは部屋の隅々までチェック、特にトイレやシャワーなどの水回り、エアコンや洗濯機などの備え付けの家電はしっかりとチェックしておきましょう。

あとは僕がいちばん大切だと感じることは、内覧時に立ち合いをしてくれる大家さんなどの人柄。部屋になにか問題があったとき、まず相談する相手が大家さんなので、人柄や接客態度がいいに越したことはありません。

契約編:内覧からの契約

結局「591」だけでは住みたいと思える部屋には出会えず、振り出しに戻ることに。591以外の部屋の探し方をもういちど調べてみたり、台北に住まれてる方にDMでお聞きしたこともありました。

そこから上述した「シェアハウス」も視野に入れてふたたび探し始め、最終的には自分が求めてる条件をクリアした、会社運営のシェアハウスに入居することにしました。

ここからは話がトントン拍子に進み、内覧してその場で諸々契約の話をし、その2, 3日後にはホテルから引っ越してきました。契約のときは、もし相手の方が日本語できない場合は、やはり知り合いに同席してもらって通訳してもらうのがいちばん良さそうです。

僕の場合はGoogle翻訳+英語を交えながら、大切なところは繰り返し説明してもらいましたが、相手の人がとても丁寧に対応してくれたので、本当に助かりました。

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最後に

もしなかなか条件に合う物件が見つからなければ、AirBnBやホテルで長期滞在の交渉をして、まずは一定期間腰を据えながら、ゆっくり部屋探しをするのもありだと思います。実際にそうしている人は何人かいましたし、僕も1ヶ月で見つからなければ、そうする予定でした。

いろいろと台北の部屋探しについて書きましたが、僕も本当に困っていたので、もし台北に留学される方や台北で働かれる方など同じような人たちがいたら、すこしでも何らかの参考になれば幸いです。もし部屋探しでわからないことなどございましたら、お気軽にご質問ください。

それではまた。