12/16(火)午前、台北松山空港から東京羽田空港を経由し、島根出雲空港に向かう。
台北市内から遠い桃園空港に比べ、松山空港は市内にあるので、改めて空港が近くにあることの便利さを実感する。何より午前中の便であっても、そこまで早く起きなくていいのは嬉しい。
事前にオンラインチェックイン済みだったので、早めに荷物検査も済ませる。過去に飛行機に乗り遅れたことがあるので、それ以来、搭乗手続き等は余裕を持っていくのが基本。
本当は日本へ帰国するなら、東京に行ったり実家に帰ったりしたいと思っていたのだけど、それだと航空券がえらく高くなってしまうことに気付き、今回は弾丸3日間の島根の旅となる。
そもそもなぜ今回島根に行くことになったのか。

島根県松江市に行く
今回、島根県主催の「IT企業のイノベーション人材採用を目的とした学生支援事業」というものがあり、詳細は省くが、そのプロジェクト内のカリキュラムの一講師として、島根大学で「記事執筆・発信スキル」についてお話しする機会をいただいたという経緯になる。
協力企業の代表が以前一緒に働いていた上司で、そこから今回繋がったご縁だったのだけど、久しぶりに誰かの前で話す機会をいただいたので、今回受けさせてもらった。
出雲空港に到着したのは夕方17:00ぐらいだったが、想像していたよりもそこまで寒くなかった。出雲空港から松江市までのバスに乗る。今回の宿は温泉があったので、それを楽しみに向かう。
夜は周りに空いてるお店がなかったので、ホテル1Fにあるコンビニで晩ご飯を購入。どんな商品が陳列されているか見るのは、日本帰国時の楽しみの一つでもある。
その日は夜、当日使用するスライドの仕上げ作業を行なった。本当はAIを活用したかったけど、結局全て手作業での作成になってしまった。まだ手作業で作ってしまった方が早い感覚があったので、もう少し意識的にAIを活用したい。

朝、ホテルの窓から昨夜通った道を見下ろす。初めて来た街で、一部の輪郭がはっきりする感覚は、どこか心地良い。束の間の観光気分に浸れた気がする。
この日は映像制作講座のサイトローンチもあったので、外に出る余裕はなく、結局授業がある夜までホテルで黙々と仕事をしていた。
今回の講座は18:00-19:40と長丁場だったが、いざ話してみると、意外と経験したことは話せるもんだなと思った。
参加してくれた学生の方にとって、退屈じゃなかったかとか、有益な内容になったかとか、いろいろ気になったけど、次回もし機会があれば、また内容はブラッシュアップしたい。
講座終了後、参加してくれた学生や役所の方とお話ししていたのだけど、「自分で書いた記事の質が低かったら、まわりの反応が気になるから、記事を書いたり発信したりすることができない」という話があった。学生と社会人、共有の悩みを抱えていたことが印象的だった。
自分はちょうどWebメディアブーム真っ只中、ブログで生計を立てる人たちを見ていて、発信がこれからのスタンダードになると信じていたので、苦手でも発信は続けるに値すると感じ、何かしらの発信はマイペースながら続けてきた。
だから、そんな不安はなかったと言えば嘘になるが、書くことでしか前に進めないと思っていたし、少しずつ自分の記事を読んでくれる方が増え、それが小さな自信として積み上がっていった。だから悩んでいるなら、一度書いてみてほしい。
今回「記事執筆・発信スキル」というテーマでお話しさせてもらったが、僕より適任の方は大勢思い浮かぶ。それでも今回のような縁が今後自分にもあるなら、やっぱりしっかりと発信していかねばならないと思った。
来年は文章も動画も継続的に発信していくフローをしっかり構築したいと思う。今回は2泊3日の弾丸旅だったが、2日間は移動だったので、行ってすぐ帰ってきた気がする。次回行く機会があれば、もう少しだけ余裕を持って行けたらと思う。
この記事は「ニュースレター」に書いた内容を転載したものになります。
