どうも、サタマサト(@mst727)です。
- 初めての海外旅行で不安を解消したい
- 海外旅行の注意点をまとめて知りたい
そんなお悩みを解決する記事です。
海外旅行は楽しみな反面、不安なことがたくさんあります。初めての海外旅行だと、何が不安なのかもわからないほど、かもしれません。
海外旅行前の漠然とした不安をすこしでも解消するため、今回は初めての海外旅行で気をつけたいことを、実体験をもとにまとめました。「準備編・空港編・旅先編」の3つに分けてご紹介します。
初めての海外旅行で気をつけること【準備編】
まずは海外旅行へ行く前に気をつけておきたいこと。準備には時間がかかるものもあるので、出発日が迫って慌てないように、前もって準備してきましょう。
- パスポートやカードの有効期限を確認する
- 観光ビザの確認と手配をする
- 海外旅行保険の手配をする
- 予防接種を受ける
- お金管理は複数に分ける
- 念のためドル札にも換金しておく
- セキュリティ用品を購入する
- チャック付きのポケットがあるといい
- 治安状況やニュースを確認する
- 予定を詰め込みすぎない
- 預け入れ荷物や機内持ち込み手荷物は事前に重量を量る
- 時間に余裕を持って家を出る
1. パスポートやカードの有効期限を確認する
パスポートやクレジットなどのカード類の有効期限が迫っていないか、前もって確認しておくこと。
とくにパスポートは、残存期限が6ヶ月以上ないと入国できない国も多いので、早めに更新しておきましょう。
2. 観光ビザの確認と手配をする
こちらも海外旅行先の情報を事前に調べ、観光ビザが必要あれば早めに準備すること。
国によっては現地の空港で手続きできますが、混雑するので、スムーズに入国したい場合は前もってネットで取得しておくのがおすすめです。
3. 海外旅行保険の手配をする
意外とおろそかにしがちなのが、海外旅行保険です。海外旅行では事故や病気、盗難のリスクが高まるので、海外旅行保険に加入しておきましょう。
とはいえ海外旅行保険単体の加入だと、それなりにお値段もするので、クレジットカード付帯の海外旅行保険がおすすめです。アジア周辺の国々であれば、まずは2枚持っておきましょう。
詳しくは「【海外旅行向け】初めてのクレジットカードでおすすめの2枚はこれ【最低限必須】」をご覧ください。
4. 予防接種を受ける
海外旅行先によりますが、予防接種も検討しましょう。とくに長期の滞在かつ命に関わる病気は、多少面倒でも受けておくべきだと考えます。
予防接種はワクチンによって、複数回受けておくものもあり、数ヶ月前から準備するものもあります。長期の海外旅行であれば、あらかじめ調べておくといいですね。
予防接種を推奨・要求している地域は、下記のサイトでチェックできます。どんな種類のワクチンがどこで必要とされているのか、事前に確認しておきましょう。
5. お金管理は複数に分ける
海外旅行先でのお金管理は、ひとつのものが盗まれても対応できるように、現金やクレジット、国際キャッシュカードは複数管理にしておきましょう。
旅先でいちばん出し入れするものには、少額の現金のみを入れて、そのほかのカード類や多めの現金は、別のところで管理するのがおすすめです。
6. 念のためドル札も持っておく
都市部を除いた地方の換金所は、日本円を現地のお金に換金できない場合があります。そんなときは世界的にも使えるドル札を持っておくと安心。
7. 防犯グッズを購入する
自分の荷物を守るための防犯グッズは、事前に買っておきましょう。あると便利なのは、「南京錠」と「南京錠と一体型のワイヤー」。
南京錠は自分の手荷物が開かないように、ワイヤーは大型の荷物と動かないものを一緒につなぎ、荷物を持って行かれないようにします。
移動するときのバスや電車の中、あとはホテルの部屋でも大活躍。ちなみに、ホテルの部屋も海外だと安全とは言い切れないので注意が必要です。
8. チャック付きのポケットがあるといい
バスや電車、タクシーに乗ったとき、ポケットからスマホや財布が落ちて、そのまま気づかず忘れてしまうこと、ある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
海外でそれをやってしまうと返ってこないうえに、スリも多いので、スマホや貴重品を入れてるパンツはチャック付きのものがおすすめです。気を使うことがひとつ減るのでストレスフリーで移動できますよ。
9. 治安状況やニュースを確認する
海外旅行先の治安やニュースは事前にネットで調べておきましょう。治安なら「外務省」のページを、ニュースはGoogleの検索窓で国名を入れて、ニュース検索するといいです。
あらかじめ危険な場所やスリが多い地域、詐欺の被害内容を把握しておくと、事前に対応できることが増えるので安心できます。それ以外にもその国の文化やマナーも見ておきましょう。
外務省から旅先の安全情報を受け取れる「たびレジ」の登録もおすすめです。現地に滞在中、もしそこで何か事件があった場合、登録したメールや電話番号にすぐ知らせてくれます。
10. 予定を詰め込みすぎない
海外旅行は想定外のことがよく起きます。時間通りにバスや電車がこないことも。あまり予定を詰め込みすぎてしまうと、消耗してしまうので、ある程度余裕を持って計画するのがおすすめ。
とくにインドの電車は3時間〜6時間以上の遅延はよくあるので、数日の余裕は持って旅するといいでしょう。想定外を楽しむのも旅の醍醐味のひとつです。
11. 預け入れ荷物や機内持ち込み手荷物は事前に重量を量る
意外と軽視しがちな荷物の重量問題。1kg以内の誤差なら見逃してくれるだろうという思い込みも危険です。自宅出発前に重量を量りましょう。
正直なところグラム単位の誤差は、航空会社やカウンターの人にもよって見逃してくれるところもあれば、きっちり揃えないとダメなところもあります。
そこに期待して出国直前に消耗するぐらいなら、重量制限はきっちり守り、あらかじめ規定の重量以内に荷物を収めましょう。
12. 時間に余裕を持って家を出る
空港まで余裕を持って自宅を出ましょう。出発当日になって、電車が止まったりすること、なぜかあります(実体験)。
各航空会社のチェックインもかなりの列並ぶので、搭乗までは時間に余裕を持って行動しましょう。
ちなみに搭乗口が想像以上に遠く、走らないと間に合わないことがあるので、10分前到着を目指すのがいちばん安心です(実体験)。
スポンサーリンク
初めての海外旅行で気をつけること【空港編】
つぎにフライトに関する気をつけたいこと。航空券や手荷物検査、空港での過ごし方など、つい忘れがちなことや知られていないことをまとめました。
- 片道航空券NGの国に気をつける
- 液体やバッテリーの持ち込みに気をつける
- 書類のコピーを忘れない
- 携帯のローミングはオフにする
- 一枚羽織れるものを用意する
- 空港ラウンジを有効活用する
1. 片道航空券NGの国に気をつける
短期で旅行される方は、往復で航空券を購入されている方が多いと思うのですが、長期で複数の国を旅行される方は、片道航空券のみを検討されている方もいらっしゃると思います。
片道航空券の場合、チェックインの段階でNGになる国があるので、事前に調べておきましょう。片道航空券がOKでも、次の国に行くための何らかの証明が求められることもあります。
たとえば、陸路で次の国に抜ける場合は、すでに予約しているバスのチケットがあればそれを提示するなど、聞かれても説明できるようにしておきましょう。
2. 液体やバッテリーの持ち込みに気をつける
預け入れ荷物や機内持ち込み手荷物には、持ち物の制限があります。とくに注意が必要なのは、液体系のものとモバイルバッテリー類。
液体は預け入れ荷物だと問題ないですが、機内持ち込みの場合、容量制限があるので、事前に調べて準備しましょう。
モバイルバッテリーに関しては、預け入れ荷物に入れておけないので、すべて機内持ち込みの方に入れて管理しましょう。
3. 書類のコピーを忘れない
パスポートや免許証のコピー、クレジットカード情報を控えたものなど、パスポートやカードを紛失した場合に備えて、事前に準備しておきましょう。
書類のコピーを別で保管しておくことで、盗難にあっても、冷静に対処することができます。最低限コピーを控えておきたいものはこの4つ。
- パスポートや免許証のコピー
- 緊急連絡先(クレジットカード情報や紛失した場合の連絡先など)
- 縦45mm×横35mmの証明写真(海外でパスポートを紛失した場合に必要)
- 戸籍謄本(海外でパスポートを紛失した場合に必要)
4. スマホのデータローミングはオフにする
海外旅行前は、日本で使っているスマホのデータローミングをOFFにして、機内モードにしておきましょう。これで高額請求の心配はありません。
もし大手通信キャリアのスマホではなく、SIMフリーのスマホを使っていたら、現地のSIMカードに差し替えて使うのもありですね。
5. 一枚羽織れるものを用意する
夏場であっても機内や海外の屋内はかなり冷え込むので、一枚羽織れるものを持っていくのがおすすめです。
とくに夏場は機内に持ち込むことを忘れることがあるので、前もって手荷物に入れておきましょう。
6. 空港ラウンジを有効活用する
搭乗まで時間を潰したいけど、カフェが混んでいることってよくあります。そんなときは空港ラウンジの活用がおすすめです。
無料で軽食やドリンクを楽しめ、WiFiもあるので、搭乗までゆったりとくつろげます。空港ラウンジは特定の航空会社やクレジットカードの会員であれば、利用することはできます。
詳しくは「空港ラウンジが使えるおすすめカードは「楽天プレミアムカード」一択【海外旅行行く人は必須】」の記事をご覧ください。
スポンサーリンク
初めての海外旅行で気をつけること【旅先編】
いよいよ海外旅行先で気をつけたいことです。日本とはまったく異なるので、日本の常識は一旦置き、気を引き締めて旅をしましょう。
- 貴重品や身分証は常にもっておく
- 白タクには乗らない
- 現金は多く持ち歩かない
- 怪しいATMに気をつける
- 知らない人についていかない
- 夜道は出歩かない
- スマホやカメラを見せびらかさない
- 荷物で席を取るのはやめる
- 野生の動物に近づかない
- 水・ナマモノに気をつける
- トラブルに巻き込まれたら冷静に対処する
- 直感は信じる
1. 貴重品や身分証は常にもっておく
このふたつがなくなれば、海外では致命的。とくにパスポートが紛失すると、手続きが面倒なので、肌身離さず持っておきましょう。
ちなみに海外ではホテルの部屋も安全とはいえません。部屋に無防備において置かず、しっかりと荷物をロックをして管理しましょう。
2. 白タクには乗らない
空港に着くと市内のホテルまで移動する際に、タクシーに乗ることがあると思います。そのときは白タクに乗らないこと。白タクとは無資格の民間タクシーのことです。
白タクはとにかくトラブルの話が絶えず、僕の周りでもぼったくりの被害をよく聞きます。
市内へ向かうときは、Uberを利用するか、すこし高いですが、空港から出ている正式なタクシーにお願いしましょう。個人的にはUberがおすすめです(日本での登録を忘れずに)。
3. 現金は多く持ち歩かない
日本にいるときよりも、格段に盗難率が高まる海外。とくに現金を取られてしまうと、何も対処できないので、現金はすこしだけ持ち歩くようにしましょう。
観光客で賑わう場所やチェーン店であれば、基本はクレジットカード払いにして、現地の方が比率的に多い場所では現金を使うなど、お金の払い方を決めましょう。
4. 怪しいATMに気をつける
怪しいATMにはいろいろあります。カードのスキミング目的に細工されているもの、いちどカードを入れると吸い込まれて出てこないもの、なぜか同じ人が複数人ずっとウロウロしてるATMなど。
とくにカードが出てこないATMのトラブルはよく聞くので、観光客がよく使うホテルやショッピングモール内のATMの利用をおすすめします。また、人気のないATMを夜間利用するのも避けましょう。
5. 知らない人についていかない
ついていくわけないと思った方、実は日本の方はなんか怪しいなと思っていても、ついていってしまう人が多いんです。
なんとなく大丈夫だろうとついていった矢先、路地で脅迫を受けてお金を渡したというお話なども聞きます。
海外に行くといろんな方が話しかけてきますが、基本は警戒して知らない人についていかないと徹底しましょう。
すごく警戒してあたりを強くしてたけど、何事もなくいい人だったという経験もあるので、いつも申し訳ない気持ちになるんですが、警戒は怠らずに。
6. 夜道は出歩かない
これは男性でも女性でも同じです。人気のない夜道の外出は避けましょう。
もちろんナイトマーケットなどの夜の観光も楽しみのひとつ。その際は、単独行動や人気のない道を極力避けること。
徒歩の場合はタクシーを使うなどして、安全かつ確実に帰れるようにしましょう。
7. スマホやカメラを見せびらかさない
初めて行く場所では、無防備に街中でスマホを見たり、カメラをぶら下げたりしないこと。高価なもの持っていることを、自ら知らせているようなものです。
同様にレストランやカフェでも気をつけましょう。日本だとテーブルの上にスマホを置いても問題ありませんが、海外だとそうはいきません。
気づいたときには盗まれていたという話はよく聞くので、スマホやカメラは無防備に見せびらかさないことを意識しましょう。
8. 荷物で席を取るのはやめる
日本だとレストランやカフェの席に、荷物を置いて席を取る人がいますが、海外ではおすすめしません。「どうぞご自由にお取りください」と伝えているようなものです。
また、もうひとつ気をつけたいのが、カフェでいちどお手洗いなどで席を立ったとき。テーブルに置いておいた飲み物には手をつけない、もしくはすべて飲んでから席を立つようにしましょう。
席を離れているあいだに、睡眠薬を混入されることもあるそうです。大げさだと思う方もいるかもしれませんが、海外ではこれぐらい用心しておくのがちょうどいいと思います。
9. 野生の動物に近づかない
なぜか海外で野犬に追いかけられることが多いんですが、そこから得た教訓です。野生の動物に近づかないこと。
とくに海外は野生の犬がたくさんいて、狂犬病をはじめとした様々な病気を持っている可能性があります。また、一見大人しくても不用意に近づくことで、動物を驚かせ襲われるなんてこともあります。
野犬に追いかけられるケースも地方へ行くと割とあるので、野犬の集団を見つけたときは速やかに退散しましょう。
10. 水・ナマモノに気をつける
聞いたことがある方が多いかもしれませんが、水と生物には気をつけましょう。とくに屋台のもの。腸チフスなどの病気になることもあるので、心配な方は予防接種をしといてもいいかもしれません。
水などの飲料水はちゃんとペットボトルで買って、火が通ったものを食べるようにする。たかが水や生物と侮ることなかれ。とんでも苦しんで病院に運ばれた旅人を何人も見てきました。気をつけてください。
11. トラブルに巻き込まれたら冷静に対処する
万が一トラブルに巻き込まれたら、冷静に対処するようにしましょう。そのために前もってトラブルに巻き込まれたときの連絡先や対処法は控えておくこと。
また、トラブルに巻き込まれた瞬間、その状況を周りの方に伝えるとき、日本語が通じる可能性は低いので、「Google翻訳」を入れていくと便利です。あとは常にネットにつなげるようにしておくこと。
Google翻訳があったことで、地元の警察にトラブルの経緯を説明し、助けてもらったこともあるので、とりあえず入れておいて損なしです。
12. 直感は信じる
とはいえトラブルに巻き込まれないようにするのが大前提。旅でトラブルを防止するのにいちばん頼りになるのが、実は「直感」だったりします。旅で鍛えられるのもこの直感。
電車にすこし挙動が怪しい人が乗ってきたから車両を変えよう。これ以上先は不気味だからなんとなく行かない方がいいかも、知らない人たちと意気投合したけど、何か違和感を感じる。
これらの直感は意外と当たります。自分の直感を信じ、未然にトラブルを防ぎましょう。
最後に
すべて合わせると30個気をつけることがありますが、海外旅行を計画されるタイミングで、サッと確認していただければ幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。海外旅行を計画されている方の、何かしらの参考になれば嬉しいです。
今日はこれにておしまい。
それではまた。