雄大な自然と人の温かさに触れた村「沖縄県国頭村辺土名」のノマドワークな1日|沖縄

雄大な自然と人の温かさに触れた村「沖縄県国頭村辺土名」のノマドワークな1日|沖縄

2018年からクリエイター仲間と日本各地を移動し、その場所で一定期間暮らしながら働く、デュアルライフを実践しています。

デュアルライフや地域と聞くと、どうしても「移住」が先行してしまいますが、もっとカジュアルな関わり方があるんじゃないかと思い、さまざまな場所に足を運んでいます。

「青森県十和田市」から始まり、「北海道下川町」、そして今回は沖縄県「国頭村・辺土名(くにがみそん・へんとな)」へとやってきました。

さて、沖縄県国頭村の辺土名ではどんなノマドライフを送っていたのか。「ノマドワークな1日」と題して、その様子をお伝えします。

雄大な自然と人の温かさに触れた村「沖縄県国頭村辺土名」

那覇空港から車で約2時間、沖縄本島の北部に位置する場所に、国頭村がある。青と緑に囲まれた大きな村は、いまもなお自然と人が共存し、訪れた人たちの心を穏やかにする。

そのなかの中心地が「辺土名(へんとな)」。徒歩5分ほどで海に出られるこの場所は、ゆるやかに暮らすには最適だと感じた。

 

▼那覇空港から辺土名までのアクセス(バスの場合)

  • 高速バス:那覇空港→那覇バスターミナル→名護バスターミナル
  • 路線バス:名護バスターミナル 67番(辺土名線)→辺土名(琉球バス・沖縄バス)

生活拠点は村内外を繋ぐ地域のハブ「YANBARU HOSTEL」

今回滞在させてもらったのは、辺土名大通りの入口に構える「YANBARU HOSTEL」。ホステルと聞くとコンパクトにまとまった建物をイメージする。だが実際尋ねてみると、その大きさに驚いた。

それもそのはず築45年の廃業したホテルをリノベーションし、新しくオープンしたホステル。

内装は無機質なコンクリートをベースにしながらも、木と植物の温かみを感じる、オールドとニューが程よくアレンジされた空間だ。

スポンサーリンク

国頭村辺土名で過ごすノマドワークな1日

滞在したのは7月、気温は30℃近く。もちろん日中は日差しが強く、とてもじゃないけど外に出ようという気になれない。早朝か夕暮れ時の外出がほとんどだった。

それでも外に出たくなるのは、森と海の距離が近い辺土名だからこそ。

気分転換に海へ泳ぎにいくも良し。すこし涼しくなった日没後に、海沿いを散歩するも良し。辺土名ならではの贅沢な過ごし方がここにあった。

MORNING

早朝勤務の人たちを支える地元の弁当屋さん

食材は基本「国頭スーパー」で購入する。でも、お弁当が食べたくなったら、早朝からお昼過ぎまで営業している地元のお弁当屋さん「フードセンター明日香」へ。

親子丼やハンバーグ弁当、そのほかお惣菜に野菜コロッケやメンチカツ、大きなチキンまで。どれもボリューミーなので、ここで弁当を買った日は、昼と夜の2食スタイル。

YANBARU HOSTELで作業

午前中はYANBARU HOSTELのコワーキングスペースで作業。Wi-FIが良好で電源も完備しているので、ノマドワークには最適。

宿泊者ならフリーで、宿泊者じゃない方もワンドリンク注文することで利用可能。辺土名の作業スペースはまだまだ少ないので、ノマドワーカーにはありがたい。

LUNCH

やまびこで昼ごはん

弁当やスーパーで買ったもの、自炊じゃなければ、お昼は外食スタイル。辺土名には美味しいお店がたくさんある。だけど、まずは「やまびこ」で食べること。

名物の沖縄そばや、もやしと牛肉でお腹が膨れる牛そば、そしてバラエティ豊かな定食の数々。どれも量が多いのにリーズナブルで、幸せになれる。

▶︎Googleマップを見る

EVENING

HENTONA LOUNGEで作業

夕方はコミュニティカフェ兼コワーキングスペースとして営業している「HENTONA LOUNGE」で作業。地元の人たちと旅行者の憩いの場でもある。

オーナーである久保さんや咲美さんには、本当にお世話になった。国頭村についていろいろ教えてくれたり、ガイドしてもらえたり、地元の人たちも紹介していただいた。

もし国頭村について知りたい人は、まずここに行けばいい。久保さんたちが笑顔で迎えてくれるはずだ。ちなみにイベントスペースとして借りることもできる。

▶︎Googleマップを見る

夕暮れ時に海散歩

日中は日差しが強くてあまり外に出たくない。ということで夕暮れ時、カメラ片手に海沿いを散歩することが多かった。

辺土名のビーチはとても穏やか。海風による若干のベタつきは否めないが、歩いていると風が心地よい。ここでドローンを飛ばしたり散歩したりするのが日課だった。

ちなみに、ほかの仲間は釣りをしたり、山に登って撮影してたり、相変わらず各々自由に過ごしていた。あと、散歩の際はハブにご注意を。

DINNER

沖縄・アジア料理「山ねこ料理店」で夜ご飯

夜ご飯を食べれるお店は限られるが、どこも美味しいのが辺土名のいいところ。そのなかでもよく足を運んでいたお店がある。「山ねこ料理店」だ。

沖縄料理だけじゃなく、タイやベトナム料理など、多国籍な料理がありがたい。料理が美味しいのはもちろん、小さな空間がまた素敵な場所で、よくお邪魔していた。

地元の方に薦めていただいた「ハイケイのたたき」や「ザンギ」、「羽根つき餃子」がとても美味しかった。ここは早朝モーニングやランチもやっているので、ぜひ行ってみてほしい。

▶︎Googleマップを見る

NIGHT

YANBARU HOSTELで卓球

YANBARU HOSTELに戻り、仲間と1Fで卓球。卓球やビリヤードができるのは、宿泊者として嬉しい。適度な運動、卓球をしながらの雑談はリフレッシュにもなるので理想的。

この日は同じ宿泊者である、台湾からのゲストと卓球で盛り上がった。こうしてゆるく友達ができるのは、ホステルならではの経験だ。

地元の人たちと飲み会

夜はまだ終わらない。週末になれば、地元の人たちと居酒屋へ。辺土名はいくつか居酒屋やスナックがあり、地元の人たちはよくそこで飲むらしい。

僕はあまり飲み会に参加できなかったが、ほかの仲間が楽しそうにしているのを見ると、これも地域で過ごす醍醐味なんだと思う。都心での飲み会とはまたちょっと違うのだ。

HOLIDAY

休日はふらっと軍ビーチへ

国頭村には休日レンタカーで行ける観光スポットがいくつかある。有名どころでいえば、辺戸岬や大石林山、あとは奥やんばるも川があり、非常にいい場所だった。

ただ車なしで行ける場所は限られていて、ひとつだけ体験として面白い場所があったので紹介する。それが軍ビーチだ。

辺土名の近くには「オクマビーチ」というリゾート地があり、その周辺にアメリカ管轄の軍ビーチがある。国頭村民のエスコートがないと入れず、入るにはパスポートと免許証のどちらかがいる。

中に入るとそこはアメリカ。日本円で払ったお釣りが、ドルで返ってくる体験は面白い。アメリカらしいグリルのレストランとバーがあるので、ランチがてらに行くのがおすすめ。

管轄するキャプテンが変わるとルールも変わる可能性があるので、毎回確認が必要とのこと。もし行きたい方は、事前に国頭村民の方に確認を。

スポンサーリンク

国頭村辺土名でノマドワークする3つのポイント

辺土名でのノマドワークは不便するのかと思いきや、意外と快適にPC作業できた。ひとつでも快適に没頭できる場所があると、暮らしやすさは大きく変わる。

PC作業はふたつの場所をうまく使い分け

辺土名で作業できる場所は、YANBARU HOSTELとHENTONA LOUNGEのふたつ。ふたつの場所をどう使い分けるかで、作業効率は大きく変わる。

軽めの作業や合間に卓球をしたいときは、YANBARU HOSTELの1F、午前中集中したいときは2F。午後、共同作業やMTG、気分転換に集中したいときはHENTONA LOUNGEと使い分けていた。

こまめな水分補給を忘れずに

熱中症は馬鹿にできない。こまめに水分補給しよう。2Lの飲料水は、YANBARU HOSTEL近くの国頭スーパーで購入しておくといい。

ちなみにYANBARU HOSTELでは業務用の冷蔵庫も利用できるので、食材や飲み物の保管には困らない。「さんぴん茶」が飲みやすく、毎日2L飲んでいた。

生活するだけなら徒歩でもOK、より楽しむならレンタカーがおすすめ

辺土名で生活するだけなら、徒歩でも問題ない。だけどより楽しむなら、車はあったほうが便利。国頭村の観光スポットを巡るなら、レンタカーを借りよう。

ちなみにコンビニまではギリギリ歩いていける。YANBARU HOSTELから片道20分ほどだった。夜ひとりの外出は暗くておすすめしないが、日が暮れるタイミングで行くのがベスト。

最後に

今回は初めての沖縄滞在だったが、まさか沖縄の北部に行くことになるとは思わなかった。初めての地域を訪ねるのは、独特な緊張感がある。

だけどいざ国頭村に滞在してみると、YANBARU HOSTELやHENTONA LOUNGEの人たちを中心に快く歓迎してくださり、帰るときには名残惜しさを感じた。

都心と比べるとなんでも揃うわけじゃない。決して利便性が高いわけでもない。それでも地域の暮らしを積極的に楽しめる人は、新しい発見がたくさんある場所だと思う。

Special Thanks

最後に、この記事を読んでくださり「国頭村辺土名」に行ってみたいと感じてくれた方が、すこしでも快適に過ごせるような情報をまとめておきます。

僕がお世話になった方たちや、この記事では紹介しきれなかったおすすめの「食」スポットを、ご紹介します。国頭村辺土名に訪れる際はぜひご参考ください。

YANBARU HOSTEL 創業メンバー 小山さん・藤原さん・中村さん

滞在中いろいろとお話しさせてもらったり、ご飯に連れて行ってもらったり、僕らを快く迎え入れてくれました。

そのほかにもビジネスの考え方やYANBARU HOSTELの展望など、興味深いお話をたくさんしてくださり、とてもワクワクしました。

アーティスティックなお三方ですが、とても気さくな方たちなので、YANBARU HOSTELに来た際はぜひ、話しかけてみてください。

HENTONA LOUNGE 久保さん・咲美さん

国頭村の人たちを紹介してくれたり、おすすめの場所に連れて行ってくれたり、国頭村のことをより知れたのは、彼らがいたからです。

地元のイベントに参加して一緒に楽しんだり、その後の二次会にも参加させていただいたり、地元の人たちと時間を共有させてもらったのはいい思い出。

HENTONA LOUNGEは、雑誌制作の共同作業で半日使わせてもらったり、イベントで貸し切らせてもらったり、辺土名滞在ではなくてはならない場所でした。

グラフィックレコーダー なかそねことみさん(@sonecco

今回沖縄に呼んでくださった方であり、国頭村の方をご紹介してくれた方。彼女のサポートがなければ今回の沖縄滞在は実現できませんでした。

那覇在住にも関わらず、沖縄滞在のアテンドや辺土名までお送りしていただけたりと、本当にありがとうございました。

おすすめの食スポット

みーやー(新屋)

地元の人たちにも大人気な海鮮のお店。ちらし丼はもちろん、一品料理も美味しい。店内は広々としているので、みんなと晩ご飯でよく来ていました。

▶︎Googleマップを見る

猪豚料理専門店「わぁ〜家〜」

大盛りでも難なく食べれるという食欲のある方にはおすすめの定食屋さん。丼ものや麺系が中心のお店で、その上にのる具材がボリューミー。それでいてリーズナブルなのでランチにぜひ。

▶︎Googleマップを見る

ビストロ海畑(うみばる)

メニューがバラエティ豊かで、山ねこ料理店に続き夜通った場所です。ナシゴレンが好きで、よく食べてました。満員で入れないことが多かったので、行く際は予約するのがおすすめ。

▶︎Googleマップを見る

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。国頭村辺土名へ行かれる方の、なにかしらのご参考になれば嬉しいです。

今日はこれにておしまい。
それではまた。

撮影協力:土田凌(@Ryotsuchida