バンガロールでオーバーステイを切り抜けて【インド旅行記③】#旅とFUJI

バンガロールでオーバーステイを切り抜けて【インド旅行記③】#旅とFUJI
2019年9月4日

インドに到着して以来、ケンペゴウダ国際空港に着いた瞬間きれいだと感じたのは、ここが初めて。ずっと行きたいと思っていた南インドのIT都市「バンガロール」。

マイクロソフトやグーグル、アマゾンと、僕らにとって身近なグローバル企業をはじめ、様々な企業がここに拠点を構えている。

現在では世界のIT産業をリードし、インドのシリコンバレーと呼ばれるまでになった。そんな街の活気を直に体験してみたくなり、ここバンガロールにやってきた。

インド旅行記:バンガロール編|2018年4月18日〜6月13日

インドのシリコンバレーというだけあって、名だたる企業のオフィスがタクシーの窓越しから見える。もうひとつ気になったのは、半径数kmおきにあるショッピングモールの数々。

インド都市部の人は基本モールで買い物をすると聞く。それはどうやら本当らしい。モールによって明確に来場者層が分かれていた。インドのトレンドはモールを見ればわかる。

もちろんインドの混沌とした様子も健在だ。バンガロールは徒歩移動に優しくない。基本的な移動手段は「Uber」か「Ola」。あらかじめ日本でアカウントを作っておくといい。

もうすでに1ヶ月近くバンガロールにいる。いつもこの調子で長期間滞在してしまうのだけど、インドの移動疲れが溜まっていたことは確かだった。あと、この街ですこし生活をしてみたくなったのだ。

バンガロールの日系企業で働いている人とランチに行ったり、大学時代の先輩と久しぶりに話したり、企業のインターンにきている東大生と友達になったり。

1ヶ月いるからこそ出会えた人たちがたくさんいた。現地の同世代の人からもいろんな刺激を受けた。1ヶ月も経てば空白のスケジュールは綺麗に埋まっていた。

ある日、市内中心部からタクシーで30分ほど離れた場所に拠点を移すことにした。バンガロールで働いている若者が、シェアハウスのように利用しているホステルがあったのだ。僕もいつの間にかそこの住人になっていた。

早朝には近くのチャイを一杯飲むのが日課になった。夜は住人と一緒にご飯を食べ、休日はすこし遠出したりのんびり過ごす。

住人の中には起業してスイーツのお店を経営していたり、誰もが知るグローバル企業に勤めていたり、みんな夢や野望があって刺激を受ける日々だった。

オーバーステイを切り抜けた1ヶ月

インドのオーバーステイ問題が発覚したのは、ケンペコウダ国際空港、インド出国一歩手前の税関でのことだった。ビザの期限が2日前に切れていたのだ(なぜ勘違いしたのかはまたお会いしたときに聞いてほしい)。

結局ビザは失効、航空券は没収。約1時間ほどかけて、これまでの渡航歴や、インドの旅の経路、滞在期間、なにをしていたかを事細かく聞かれることになった。

ここから「出国許可証」を取得するまで、約1ヶ月奮闘することになるとは、このときはまだ知る由もなかった(ここはもしリクエストがあれば書くとする)。

途方に暮れてふたたび同じホステルに戻ることにした。ネット回線が繋げなくなり、Googleマップが使えない旅の移動は、こんなにも不安で心細いものだったのかと、初心に戻る。

オーバーステイというレッテルを貼られた自分は、ネット回線を繋ごうにもSIMカードの発行許可が下りず、ホステルに滞在させてくれるかも不安だった。

ホステルに戻ると「まだ出国してなかったのか」と驚かれたが、事情を説明すると「お金を払えば問題ないさ」と、笑いながら迎え入れてくれた。

ここからの1ヶ月は怒涛の日々だった。日本語で検索しても出てこないし、唯一の頼りは税関の人に教えてもらった、「FRRO」という場所だけだった。

ここからの出来事は割愛するが、何度もFRROに通い、インド訛りの英語でやりとりをしながら、最終的には5枚の書類の提出、罰金を支払うことで、出国許可証を発行してもらえた。ここまでさまざまなトラブルがあり、出国するころには1ヶ月が経っていた。

そしてこのトラブルは、ホステルで出会ったインドの友人たちの助けがなければ、乗り越えられなかった。協力してくれた友人たちや、ずっとホステルに滞在させてくれたオーナーには、本当に感謝している。

ふたたび税関を通るとき、いつも以上に時間がかかるのですこし緊張したが、無事出国。今回は旅の慣れからきた甘さが招いたこと。もっと気を引き締めて旅をしようと思った。

本当はバンガロールでの出来事をもっといろいろ書きたかったのだけど、この出来事にすべて持って行かれてしまった。この1ヶ月はえらく疲弊したので、次の行き先である「スリランカ」では、すこしゆっくりしようと思う。

インドの左半分を横断できなかったことは、すこし心残りだが、またいずれ行けたらと考えている(今回の件でインドへ渡航できるかは次のビザ申請でわかるだろう)。

▼海外旅行記のこれまでとつづき

カメラ機材と旅先の情報

カメラ機材

今回使用したカメラはFUJIFILMのX-Pro2と3つのレンズたち。それも単焦点ばかりでレンズの交換が大変だけど、やはり単焦点レンズにしか撮れないものがあるから離れられない。

今回使用したカメラとレンズは、個別でレビュー記事としてご紹介しているので、気になった方はぜひチェックしてほしい。

旅先の情報

今回の旅行記で出てきた一部のホステルや、そのほか訪れたカフェなどは、下記の記事に詳細情報を掲載している。これからバンガロールに訪れる方の参考にあれば嬉しい。

▼ノマドワークで利用したカフェ(バンガロール)