インドのオーバーステイを乗り越え、観光とアーユルヴェーダを堪能する【スリランカ旅行記】#旅とFUJI

インドのオーバーステイを乗り越え、観光とアーユルヴェーダを堪能する【スリランカ旅行記】#旅とFUJI
2019年6月4日

バンダラナイケ国際空港に到着したときにはすでに、日が暮れていた。空港から宿までは、タクシーで約1時間弱。Uberを利用する。

凸凹のないフラットな道を、止まることなく静かに走るタクシー。一向に進まない大渋滞や舗装されていないガタガタ道がすでに懐かしく感じる。

インドに近しいイメージを抱いていたけれど、どうやら違うらしい(なにより道がきれいだ)。

「スリランカではどこに行くの?」「信仰してる宗教はなんだ?」「スリランカの前はどこにいたの?」矢継ぎ早に話すドライバーの彼に、ゆっくりと答える。

「実はインドにいたんだけど、大変なことがあってさ..」インドとは対照的な、静かで穏やかな旅の始まりだった。

スリランカ旅行記|2018年6月13日〜7月8日

コロンボの街を歩いていると、中国語で話しかけてきた少年がいた。どうやらおじいちゃんの手伝いで、宝石店の客寄せをしているらしい。

おじいちゃんの日本語がとても流暢で驚いた。むかし日本を一周した過程で身につけたとのこと。そして少年の彼はいま学校で中国語を習い、おじいちゃんのお店で実践練習をしているわけだ。

話している最中にも観光客を見つければ、営業しに行く姿勢はビジネスマン顔負けの姿勢だった。最後彼に、なぜ中国語を勉強するのか尋ねてみた。

「中国很大,中国很漂亮,我希望看一下(中国は大きくて綺麗なところだ。僕はそんな中国をいちど見てみたい)」。夢は中国に行ってビジネスマンになること。彼の未来が楽しみだ。

すっかり遅くなった帰り道。お腹が空いたのに、まわりのレストランは閉店。コンビニなんて便利なものもない。歩いていると、映画に出てきそうな酒場らしき場所が、ポツンとあった。

店長らしき人に食べるものがあるか聞くと、案の定お酒しか提供していないと言う。困り果てた僕の顔を見てか、彼は「あるものでチャーハンを作ってやろう」と言い厨房へ。

出てきたベジタブルチャーハンを日本人が美味しそうに頬張る。物珍しいのかやけに視線を感じる。そんなときこっちは微笑みかければいい。

するとまわりのテーブルの人が、「この鶏肉も食べてくれ」「ビールは飲むのか?」と、たくさんの差し入れ(?)をくれた。お皿の上が華やかになった。「ありがとう」、お礼に写真を撮ってあげた。

悲劇の王が築いたシーギリヤロックで思いを馳せる

カッサパ1世が築いた宮殿「シーギリヤロック」を真正面から見たかったので、トゥクトゥクのドライバーに向かいの山の頂上まで、案内してもらうことにした。

シーギリヤロックの歴史は、王位のために父親を殺したカッサパ1世が、その後弟の報復を恐れて、シーギリヤに宮殿を築く。しかし最終的には、弟の反攻で自害したとされている。

そんな悲しい歴史を知ると、真正面から見たときの圧巻さよりも、この宮殿にいた王の虚しさの方を感じずにはいられなかった。

彼はシーギリヤロックに暮らし続け、毎日なにを思っていたのだろうか。シーギリヤの山頂で思いを馳せていると、あたりはすっかり暗くなってしまった。

スリランカ旅の後半は、ヘリタンスカンダラマの宿泊に、アーユルヴェーダ体験。このふたつについては、別の記事でしっかりと書いたので(記事最後に記載)、写真だけを載せておいた。

いつも訪れた国のことを聞かれると、真っ先に思い浮かぶのが、その国で出会った人たちだ。そしてその出会いのなかに、そろそろ「イヌ」も入れていいんじゃないかと思う。

シーギリヤロックをずっととなりで見ていたイヌもそうだし、ホテルの近くのビーチで出会ったイヌがなぜか僕の部屋にいたこともそうだし。

今後はどんなイヌと出会えるかなんてところも、どこかで楽しみにしていただけたらと思う。スリランカの旅行記はここまで。

カメラ機材と旅先の情報

カメラ機材

今回使用したカメラはFUJIFILMのX-Pro2と3つのレンズたち。それも単焦点ばかりでレンズの交換が大変だけど、やはり単焦点レンズにしか撮れないものがあるから離れられない。

今回使用したカメラとレンズは、個別でレビュー記事としてご紹介しているので、気になった方はぜひチェックしてほしい。

旅先の情報

今回の旅行記で出てきた一部のホテルや、そのほか訪れたカフェなどは、下記の記事に詳細情報を掲載している。これからスリランカに訪れる方の参考にあれば嬉しい。

 

▼宿泊したホテル・ゲストハウス

▼ノマドワークで利用したカフェ(コロンボ)

▼その他スリランカの旅情報