どうも、佐田真人(@mst727)です。
- ブログのカテゴリの決め方がわからない
- カテゴリとタグを整理して使い分けたい
そんなお悩みを解決する記事です。
▼記事の内容
- ブログのカテゴリはなぜ大切?
- ブログの具体的なカテゴリの決め方
- ブログのカテゴリ分けで意識したいポイント
読者の皆さんに長くブログを見ていただくためには、カテゴリ分けとタグ付けをしっかりすることが大切です。
いますぐピンとこなくても大丈夫。カテゴリの大切さから具体的な決め方まで、順を追って丁寧に解説していけたらと思います。
ブログのカテゴリはなぜ大切?
ブログは簡単に表すと「記事の集合体」ですが、そのひとつひとつの記事をまとめているのが、「カテゴリ」といわれるもの。
ブログ内の記事が100本を超えてくると、書いた記事が埋もれていきますよね。そうするとやっぱり過去に書いた記事は、読まれなくなってしまいます。
そんな記事を「整理整頓」してあげることで、ふたたび読んでもらえる仕組みをつくること。そのひとつが「カテゴリ分け」なんですね。
ブログのカテゴリは本屋のジャンルとおなじ
ブログを「本屋さん」に置き換えてみると、わかりやすいかもしれません。本屋さんに行くと、膨大な数の本がきれいに並んでますよね。
だから僕たちは本屋さんに行っても、気になるジャンルの本棚に向かい、安心してじっくり本を探せます。だけど、もしジャンル分けされてなければ、本を探すのは困難だし、そもそも探す木にもなれませんよね。
ブログも本屋さんと同じ。膨大な記事をちゃんとカテゴリ分けして、読者が安心して記事を見れる設計にしていきましょう。
カテゴリの全体像をイメージしよう
まず具体的なブログのカテゴリを決める前に、完成イメージとなる全体像を共有しますね。主に親カテゴリと子カテゴリに分けれます(孫カテゴリまで細分化することもあり)。
わかりやすく本屋さんで例えてみると、一部のジャンルですがこんな感じになります。本屋さんのカテゴリ分けは美しいですよね。
これらの完成像を頭の片隅でイメージしながら、自分のブログに当てはめていきましょう。意識するポイントは「読者目線でのわかりやすさ」と「ブログをどう見せたいか」という視点です。
カテゴリを決める前にコンセプトを決めよう
カテゴリをつくる上でも、もしまだブログコンセプト(だれになにを伝えたいか)がない場合は、「好きとできるをうまく繋ぐ、ブログコンセプトの作り方」をご覧ください。
そのうえでカテゴリを決めていくと、全体像がよりわかりやすいのかなと。
ちなみに上記の記事でもカテゴリの作り方に触れており、その内容をより深掘りした内容になっているので、合わせてご覧いただけるとより理解が深まるかと思います。
スポンサーリンク
ブログの具体的なカテゴリの決め方
全体像を頭の片隅に入れたうえで、カテゴリを作っていきましょう。手順は大きく下記の3つに分けれます。
- 書きたいこととできることをブレスト
- これ以上分解できないところまでブレスト
- 3〜5つのグループになるまでまとめる
ひとつひとつ順番に説明していきますね。ここからの作業は紙とペンなどの、アナログで書き出せるツールがあると整理しやすいですよ。
「書きたいこと」と「できること」をブレスト
まずは書きたいこと(好きなこと)とできること(経験)のふたつをブレストしましょう。いま頭の中にあるイメージを広げる段階なので、とにかく手を動かして出してみます。
所要時間は30分〜1時間ぐらいでしょうか。筆が止まり悩む時間が増えたら、それ以上考えても出ないので、あまり考えすぎず次に進みましょう。例として、僕の場合だとこんな感じです。
▼書きたいこと(好きなこと)
ファッション ガジェット カメラ 旅行…
▼できること
ブログ運営 ディレクション タスク管理 撮影/編集…
ブレストは分解できないところまで出すのがコツ
ある程度ブレストできたら、再度見直してみてください。見直すポイントは「これ以上分解できないか」。
ブレストはアイデアを出し切る作業です。それぞれの項目を深掘りして、言葉をさらに具体化し、分解していきましょう。先ほどの例を深掘りして分解してみると。
- ガジェット→iPhone iPad MacBook ドローン
- ブログ運営→SEO アフィリエイト ライティング Webマーケティング
- 旅行→ホテル カフェ 旅行記 台湾
分解できたら3つ〜5つのグループに分ける
ここまでブレストをやってみると、おそらく単語が紙いっぱいに、ブレストされてるのかなと思います。ここから出し切った言葉をグルーピングしていきましょう。
項目の共通項を見つけ出し、グループの上位概念を抽出してあげる作業ですね。引き続き例を挙げてみます。
- 衣服 バッグ 雑貨 シューズ→ファッション
- ビジネス書 小説 エッセイ→本
- FUJIFILM レンズ 作例→カメラ
グルーピングはブログの全体像をわかりやすく整理し、かつなにを伝えるブログなのか明確にするために行うので、最終的には大きく3〜5つぐらいのグループにするのが理想です。
子グループの中に項目が5つ以上増えてきたら、さらにその上位概念があるか考えながら、親グループをつくっていくイメージですね。
「読者目線でのわかりやすさ」「ブログをどう見せたいか」イメージしながら、グループ分けしていきましょう。
スポンサーリンク
ブログのカテゴリ分けで意識したいポイント
ここからはもしカテゴリを決めていく過程で、なにか迷ってしまったら参考にしてほしいことです。
カテゴリの分け方に迷ったらいろんなWebサイトを見てみる
もしカテゴリ分けで行き詰まってしまったら、他のWebサイトのカテゴリに注目してみましょう。なぜこのカテゴリ分けなのか、考えながら見ると、気づきがあっておもしろいですよ。
ブログにおいても本屋さんにおいても、カテゴリ分けは読者が目的の記事や本を探しやすいようにする、動線設計のようなもの。
それゆえ読者に何を読んでもらいたいのか、何を伝えたいのか、カテゴリに運営者の思想が反映されるものです。
おなじ業界やジャンルのWebサイトでも違ったりするので、ぜひ普段見ているWebサイトからカテゴリを見てみてください。
テーマに合ったタグの付け方
ここまで読んでくださった方の中には、「『タグ』が全然出てこない」と思われた方もいるかもしれません。
ただウスウス感じてる方もいるかもしれませんが、すでにここまでの過程で「タグ」はできているんですね。ブレストしてカテゴリ名にならなかった項目のひとつひとつが、タグになります。
ちなみにタグを簡単に説明すると、「読者がブログ内で記事を探しやすくするための目印」みたいなもの。カテゴリだけではまとめきれない記事と記事をつなぐ役目を果たします。
ちなみにひとつの記事に、タグは3〜5つぐらいが適切だといわれています。読者にとってもそれぐらいの方がわかりやすいでしょう。
カテゴリとタグはスプレッドで管理すべし
紙に書き出したカテゴリとタグに関しては、スプレッドなどの表で管理しやすいツールを用いて、Web上に管理しておきましょう。
Web上に残しておくことで、ブログをリニューアルするときや、タグを追加するときに整理しやすくなりますよ。
スポンサーリンク
最後に
「ブログのカテゴリとタグの決め方」について書きましたが、このふたつはブログの骨格みたいなものなので、ここをしっかりと整えておくことで、ブログもちゃんと見えるものになります。
「ブログ運営は本屋さんの運営に置き換えてみると、どう運営していけばいいか道筋が見えてくる」というのが僕の持論。
どんなジャンルの本を取り扱って、どう読者の皆さんに足を運んでもらい、読んでもらうのか。その過程で読者の皆さんにとって、いいと思ってもらえるような体験を提供できたら嬉しい。
そんな気持ちでブログの運営をしています。それを実現する方法のひとつとして、今回「カテゴリとタグ」についてのお話を書きました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。今回の記事が、すこしでも皆さんのお力になれば、嬉しいです。
今日はこれにておしまい。
それではまた!