両者に共通するのは自分ゴト化?SNSとSEOのハウツーと企業事例【イベントレポ】 #これからマーケ

どうも、佐田真人(@mst727)です。

Webマーケティングに関わる人であれば、必ず考えたことがある「SNS」や「SEO」。発信活動に携わる人も聞いたことはあると思います。

ただあまりにも多岐に渡ることから、それぞれどう関わっていけばいいのか、頭を悩ませてしまうこともしばしば。

とくにいまは個人法人関係なく、発信力が求められる時代になった。そんな僕らが改めてSNSやSEOと関わっていくための術とは。

そんなことが知りたくなって参加したのは、Yahoo LODGEで行われた「徹底討論【SNS VS SEO】今本当にやるべきマーケティングとは?」というイベント。

今日はそのレポートを公開します。

▼記事の内容

  • SEOとSNSの特長と強み/弱み
  • Instagram企業アカウントのフォロワー獲得事例
  • SEOの自然検索流入を増やすための大切な考え方

SEOとSNSの特長と強み/弱み

そもそもマーケティングとは、顧客のニーズを正しく汲み取り。自社の目的をセットして、適切な手法でアプローチすること

その手法として、SEOやSNSがあります。ちなみにそれぞれの意味を押さえておくと。

SNS:facebookやTwttter、Instagramなど

SEO:検索エンジン最適化の略で、主に自然検索流入を増やすために行う施策のこと

「どっちが有益かどうか」は一概にはいえませんが、それぞれに適性があります。

ニーズが顕在化している層にはSEOが向いており、ニーズがまだ具体的ではない潜在層にはSNSが向いています。

SNSの強み/弱み

SNSの強み

  • 特定のファンをつけれる
  • 共感性が高いコンテンツによるコミュニティ形成
  • 無意識(可処分時間)に働きかけることができる
  • 瞬間的なトラフィックの増大可能性

SNSの弱み

  • 顕在ニーズへの明確な解決策を提示しづらい
  • 流行りがあるため主要メディアが移り変わる
  • 具体アクション(ダイレクト領域)と紐付きづらい

SEOの強みと弱み

SEOの強み

  • 検索エンジン経由の圧倒的なリーチ数
  • ニーズ健在ユーザーへのピンポイントアプローチ
  • 順位獲得後のトラフィック資産性

SEOの弱み

  • テクニカル要素(開発)による初期参入障壁の高さ
  • コンテンツ当たりに要する工数(調査・構成・ライティング)
  • エンジンのアルゴリズム変動に対する対応必要性
  • 効果が出るまでに時間を要する

これらをイベントの最後に語られたものなんですが、先に踏まえた上で、登壇者のみなさんの事例を紹介していきますね。

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Instagram企業アカウントのフォロワー獲得事例

もろんのんさんの「Snapmart」の事例

  • もろんのんさん(@moron_non):Snapmart Inc.
  • トラベルフォトライター
  • 写真が売買できる「Snapmart」のクリエイティブディレクター

もろんのんさんは、なぜInstgramの活用が必要かをまず説明してくれた上で、自身がディレクターを務めるSnapmartの事例もお話ししてくれました。

▼フォローされる企業アカウントの特徴

  • ターゲットに合っていて世界観が整っている
  • 宣伝感が強くない
  • 自分ゴト化できるストーリー性がある

そのなかでも、「自分ゴト化」は具体的にどんなことか気になったところ、実例を交えながら紹介してくださいました。

企業秘密なので実例はお話できないんですが、簡潔にいうと「顧客のビジュアルニーズの変化」が起きていること。

具体的には、「一眼レフでとったきれいすぎる写真よりも、日常的な写真の方が自分ゴト化しやすい」そうなんです。

生活感のある共感型のクリエイティブが求められているんですね。それらを意識した上で、アカウントを下記のステップで育てていくそうです。

  1. ビジュアルを整える
  2. 認知を増やす
  3. 継続的な情報発信
  4. ハッシュタグで口コミ収集
  5. ショッピング機能で購入導線構築

富田竜介さんの「LEAN BODY」の事例

  • 富田竜介さん(@momoryu1130):Wondernuts, Inc.
  • 株式会社ワンダーナッツのマーケティングリーダー

フィットネス動画を配信する「LEAN BODY」のアカウントは、短期間でのフォロワーの伸び率が印象的でした。とくに注力したと話されていた点は下記のふたつ。

  • ハッシュタグ流入の増加
  • 保存数の増加

ハッシュタグ検索の流入を増やすために、「タグジェネ」というツールを使い、アカウントに適したハッシュタグで投稿を行ったとのことでした。

また保存数を増やすために、動画のテキストをより「自分ゴト化」できるようなテキストに変更したり、保存を促す導線をつくったりと、細かなABテストを繰り返し行っていました。

まとめると以下の通りです。

  • アカウントサイズの相性を意識したタグ選定
  • 保存数を伸ばす細かい導線設計
  • デイリーのモニタリング

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SEOの自然検索流入を増やすための大切な考え方

山地竜太さんの「SEO」のお話

  • 山地 竜太さん:Core, Inc.
  • 株式会社Coreの執行役員
  • コンサルタント

SEOは無料かつ資産型の流入を獲得でき、利用者が多い一方で、すぐには成果が出ず半年〜1年は様子を見る必要があります。やるべきことは大きく分けて3つあります。

  • コンテンツ施策
    情報をサイトに盛り込む
  • 内部施策
    機械にキチン路理解・評価をしてもらうための構造を作る
  • 外部施策
    他者からの評価をサイトの評価に反映する施策

そのなかでも「コンテンツ=情報の充実」が大前提。それも「検索者のニーズを満たすコンテンツ」。検索の意図を把握して、それに応えるコンテンツをつくる必要があります。

昔はテクニカルなことが重視され、検索順位アップに貢献してきましたが、近年はコンテンツ重視、そして今はコンテンツ重視でも、ユーザー体験重視だと語られていました。

検索上位を目指すためにやることは、下記のとおり基本的なことですが、どれだけユーザーの意図を組み、仮説と検証を繰り返せるかが、大きな分かれ目になってきそうです。

  • ユーザーの意図把握
  • コンテンツ/機能に反映
  • 効果計測と検証

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最後に

今回のイベントに参加した感想を。

上記のスライドが今回の結論だったんですが、もしSNSやSEOに触れたことがない方は、まず触れてみること。

そのうえで、自社のサービスや商品に合ったマーケティング手法を使っていくことが大切だと考えます。

そしてやると決めたことは、まずはとことんやり切ってみる。登壇者の方々の発表は、そのストイックさもあって出てきた結果なんだと感じました。

また、SNSやSEO問わず、ユーザーが「自分ゴト化できるように、解像度を上げて考えてみる」という発想が、今回のいちばん大きな気づきでした。

人に接して行動してもらうことがマーケティングの本質なので、機械的に考えず、どうやったら人の感情に触れられるのかを、これからも考えていけたらと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。今回の記事が、すこしでも皆さんのお力になれば、嬉しいです。

今日はこれにておしまい。
それではまた!