【2017/12/3更新】
どうも、佐田真人(@mst727)です。
テーブルの上を彩る美味しそうなスイーツにラテアート。「インスタ映え」や「フォトジェニック」という言葉が一般的になった2017年。
一方で新しいカルチャーが生まれるとき、批判的な意見はつきもの。一部の人の行動が火種となり、周りの人にも矛先が向いてしまうことも。
もちろん何をするにしてもモラルは大切。ただ、「フォトジェニックな写真を撮りたい!」と心から言えない世界も、すこし寂しく感じてしまいます。
「かわいい写真を撮りたい、おしゃれな写真をシェアしたい」という気持ちは、いたって純粋なものなはずのに。
だから、あなたの理想の世界がそこで描けるのなら、迷わず描き続けて欲しいし、そんなあなたの世界を見てみたいと思います。
今回ご紹介するのは、そんなあなたが心ゆくまで楽しめる、とっておきのカフェ。
チェンマイの中でもおしゃれなカフェや雑貨屋さんが集まるニマンヘミン通り。そこからすこし離れた場所に、今回ご紹介するカフェがあります。
「写真を撮っているなら絶対このカフェにいくべき!」とゲストハウスのオーナーが勧めてくれ、Uberを手配してここまで連れて来てくれました(優しい…!)。
大通りを曲がり、路地に入ると、白の背景に黄色の看板をかかげた建物が見えてきます。そのカフェの名前は「Yellow Crafts(イエロークラフト)」。
CONTENTS
白の背景に黄色のアクセントカラーが目印「Yellow Crafts」
ホワイトの空間に、散りばめられたイエローが際立つ空間。敷地に入るとまず最初に見えるのが、大きなガラス扉の入り口。
初めて入るお店は、どうしても心理的ハードルが上がってしまうのですが、外から見えるおかげで、安心して入ることができます。
ただこの扉、一瞬どうやって開けるのか、迷ってしまいました…!これから店に入る人と店を出る人、お互い顔を合わせながらつい笑ってしまうような仕掛けが、ここにありました。
さっそく店内に入ると、店員さんが笑顔でお出迎え。心地よく席につけるカフェは、大抵いいカフェのような気がします。
Yellow Craftsおすすめの品は「ソイコーヒー」。なんでもコーヒー豆は地方農場から厳選し、豆乳は地元のレシピから作られているのだとか。
ふと横に目をやると、美味しそうなケーキやマフィンも!せっかくなので、ソイコーヒーと一緒にケーキもオーダーしました。
光の入り方がきれいなカフェ
タイのカフェは、日中電気を消しているところが多く、店内が暗いこともしばしば。しかしこちらの店内は、そんな暗さを一切感じさせません。
「あ、ここ心地いいなあ」と思える空間は、自然光との付き合い方がとても上手い。室内にいても、外と同じような清々しい気持ちで入れるのは、嬉しいですよね。
店内の席数は決して多くはありませんが、カウンター席・テーブル席・靴を脱いでくつろげる席と、3つのスペースに分かれています。外には撮影スポットを兼ねた席も。
友人との雑談やちょっとした読書に、限られたスペースでもカフェの過ごし方によって、席を選べるのは嬉しいところ。
「さて、どう写真を撮ろうかなあ」なんて考えているうちに、ソイコーヒーが運ばれてきました。
空間だけでなく、商品パッケージにもこだわりを
このパッケージ、かわいくないですか…?
てっきりコップに注がれてくると思ったのですが、まさかこんなおしゃれなかたちで出てくるとは…。シンプルなのにおしゃれに見えてしまう不思議。コップとセットで持って帰りたかったです。
そして、飲むだけでなく、注ぐ楽しみを残してくれているのは、とても粋だなあと。自ら注ぐことでさらにおいしく感じること、あると思うんですよね。
甘めのソイラテなのかなあと思ったのですが、甘ったるくなくすっきりとした味わい。豆の味がしっかりと残っていて、飲み心地がとてもよかったです。
いろいろと撮影しているあいだに、頼んだケーキも運ばれてきました。ひさしぶりのスイーツ…!(甘いものが大好きなのです)。
美味しいラテにスイーツが揃うと、あと必要なのは読みもの。カウンター横になにやらおしゃれな雑誌がありました。
フリーマガジン「urr」。
こういう雑誌、めちゃくちゃ好きなんですよね。しかもテーマが「TRAVEL. LIFESTYLE. MINIMALIST」。
手に取らずにはいられなかった(タイ語だから写真を見て楽しみました)。
この規模感ならではの空気感
「このカフェいいなあ」と思ったのが、店員さんの空気感。
決して多く会話をするわけじゃないのだけれど、最低限のコミュニケーションに一言添える丁寧さがあるというか、近すぎず遠すぎずの距離感を保ち続けている。
この規模感ならではのお客さんとの距離感が、とても素敵だなあと思いました。
「常連さんだけで盛り上がってしまい、なかなか新しいお客さんが入りづらい」なんてことも全くない。
どんどん新しい風が入っては流れていく、風通しの良い空間がとても心地よかったです。
最後に
余談になりますが、近くの席で、ひときわテーブルのセッティングにこだわり撮影されている方が。その撮影風景から素敵な写真を撮られている方なんだろうなあと思っていたら、やっぱり素敵でした。
主にレストランやカフェの写真を撮られているそう。Instagramのアカウントを教えていただいたので、ご興味のある方はぜひこちらから見てみてください!
「写真」という共通の趣味を持つ方が多いので、写真を撮っている合間に会話が始まるのも、新鮮で楽しかったです。
おいしいコーヒーも楽しめ、フォトジェニックな写真も撮れる。お店を出る頃には、清々しい気持ちで外に出れるはず。
この日はタイ・チェンマイの最終日だったのですが、最後に良いカフェにめぐり合えて良かったです
今日はこれにておしまい。
それではまた!
「Yellow Crafts(イエロークラフト)」の店舗情報
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- 【住所】Mu Ban Dao Dueng Soi 2, Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai
- 【営業時間】7:00〜19:00
- 【アクセス】タクシー(Uber)、もしくはトゥクトゥクで行き先を伝えて行くのがおすすめ
- 【参考価格】ソイコーヒー(アイス):95B(約324円)・ケーキ:75B(約256円)※1THB=3.4円
- 【HP】Yellow Crafts – Home Brewing(fecebookページ)
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