イマイチなプレゼンから脱却するために。失敗しない「構成・デザイン・発表」9つのコツ

どうも、佐田真人(@mst727)です。

  • 「プレゼンのクオリティを上げたい」
  • 「プレゼンの構想・デザイン・発表までスムーズにできるようになりたい」

そんな方に向けた記事です。

▼記事の内容

  • 迷走しないために軸と内容を定める(構想編)
  • スライドはデザインしすぎない(デザイン編)
  • 緊張を和らげるために意識していること(発表編)

学生時代は毎週授業で、営業マン時代は事業報告や営業LTで、人前で話すことが苦手だった自分なりに、プレゼンを行っては改善を繰り返してきました。

今回はそんな僕が学んできた、イマイチなプレゼンから脱却するためのコツと、プレゼンに役立つおすすめの本をご紹介します。

まずプレゼンってなんぞや

プレゼンテーションは、「自分の考えや思いを、わかりやすく伝えるコミュニケーションのひとつ」だと考えます。

わかりやすく伝えるためにはスライドが必要だったり、一定のプレゼンスキルが必要になってくるということですね。

スキルは大きく「構想・デザイン・発表」に分かれるので、これから順番にコツを書いていこうと思います。

プレゼンのコツ(構想編):迷走しないために軸と内容を定める

プレゼンを考えようとなったとき、いきなりスライドをつくるのではなく、プレゼンの軸を定める必要があります。

スライドの制作途中で迷走してしまう人は、大抵ここを考えきれていません。まずは軸を定めて全体像を把握しましょう。

①PCを閉じて、紙とペンを用意する

いきなりパワーポイントやキーノートは使用しない。

細部までいじれるソフトを最初に使ってしまうと、思考が散らばります。「紙とペン」だとできることが限られている。だから考えることに集中しやすいんですよね。

プレゼンの全体像とひとつひとつのスライドのイメージを掴んではじめて、PCを開きましょう。普通の紙でもいいんですが、プレゼンが多いときは、無印良品の4コマ漫画ノートを使用していました。

 

②「だれになにを」伝えるプレゼンなのか考える

だれになにを、どんな目的があって、伝えるのか。これを考えないことには、先に進めません。具体的な項目にするとこんな感じです。

①目的
┗なぜプレゼンするの?
┗プレゼン終わったあと、どんな状態が理想?

 

②だれに
┗会場に来るのはどんな人?
┗何人ぐらい?

 

③なにを
┗いちばん伝えたいことはなに?
┗お客さんはどんなことが知りたい?

ここをまずおさえておくことで、途中で迷ったりブレたりすることは、ほぼなくなると思います。ここから必要な内容を考えていきましょう。

③「これだけは伝えたい」を持っておく

伝えたいメッセージを常に頭の片隅に置いていくこと。伝えたいことを意識することで、発表中も不思議と自信を持って発表できるんですよね。

スライドの最終調整のときも、「メッセージを伝えるためにこのスライドは本当にいるか」と自問自答することで、無駄なスライドを省くことができますね。

プレゼンのコツ(デザイン編):スライドはデザインしすぎない

スライドがなくてもプレゼンが成り立つようにしておくこと。スライドはあくまで補助ツール、主役は登壇者のあなたです。

スライドをつくるときは、まずテキストだけで、必要なスライドを揃えます。画像を入れたり、図を入れたりはそのあと。最悪それで発表しても大丈夫なように。

スライド構成は目的にもよりますが、基本は「PREP(結論・理由・事例・再度結論)」で組み立て、そこから追加していきます。

④スライドは読ませない(1スライド1テーマが基本)

スライドは一枚一テーマが基本です。

情報量を詰め込まないコツは、文字のフォントサイズを大きめに設定すること。情報量がどうしても多くなる場合は、グラフや表にできないか考えてみましょう。

⑤文字のフォントやサイズ、カラーは最後まで揃える

スライドを華やかにするために、色々なフォントや文字サイズ、カラーを多用しがちですが、いちど決めたルールは最後まで守ること。

デザインのルールが分散してしまうと、見てくれている人の意識を遠ざける可能性があります。守れるルールは最小限に。

⑥時間をかけない。大切なのは本質

デザインに時間をかけない。もちろん内容によってそれ以上のデザインが必要なこともありますが、時間をかける必要はありません。

「だれになにを伝えるか」の軸と、最小限のスライドがあれば、60点以上のプレゼンはできます。デザインはあくまで枝葉の部分。大切なのは本質です。

プレゼンのコツ(発表編):緊張を和らげるために意識していること

60点以上の点数を上げるには発表次第。大切なのは「そこに想いがあるか」だと考えます。

決して話し方が上手いわけじゃない。だけどすごく伝わってきた経験はあると思います。それはそこに想いを感じたからだと思うんです。

それを踏まえた上で、僕が実践してよかったと思うテクニックをいくつか、お伝えします。

⑦1対1の会話を意識する

僕はめちゃくちゃ緊張してしまう性格で、これはもうマインドから変えないといけないと。

そこで考え方を変えてみました。不特定多数の人たちに向けて話すのではなく、会場ひとりひとりの方とふたりで話しているとんだよと。

そうすることで気持ちがすこし楽になりました。心なしか話し方も穏やかになった気がします。

⑧できる自分を演じること

これはプレゼンに限らず、商談のときもそうなんですが、頑張りどきだなと思ったときは、自分はめちゃくちゃできる人だと、自己暗示をかけます。できる男を演じるんですよね。

ほんと恥ずかしい話なんですが、プレゼンで登壇するときは「スティーブ・ジョブズ並みにできる男」を演じています。

それで上手くできたら苦労はしないんですが、伝え方には影響してくる気がするんです。もし緊張してしまう方は、ぜひいちどお試しください。

⑨うまく巻き込む

会場内の巻き込める人を巻き込んで、できる限りアウェイな空間を塗り替えようという、小手先のテクニックです。

例えば、自分より前の登壇者がいれば、その人の発言からなにかネタにできないかなあと考えたり、もし他にチームメンバーがいたら、すこし喋ってもらったり。

なにも自分ひとりでプレゼンする必要はないので、だれでに気軽に参加できる空間を心がけています。

参考までに僕がプレゼンしたときのスライドです

これまでに紹介した9つのコツを意識してつくったものです。

写真とテキストを中心に作成したものですが、写真が良いおかげでそれっぽくなっています。

ちなみに写真はフォトグラファーの土田さん(@Ryotsuchida)。

参照:青森県十和田市で「hyphen,送別会&報告会」をしました!

 

プレゼンでこれまで参考になった本

最後に僕がプレゼンを学ぶなかで、とても参考になった本を3冊ご紹介します。以下の本を押さえておけば、必ずプレゼンスキルは向上します。

プレゼンテーション ZEN|ガー・レイノルズ

大学時代、プレゼンを学んでいたときに、教科書代わりにしていた本。

著者のガー・レイノルズさんは、プレゼンテーションにおける世界的な第一人者。プレゼンの基本的な考え方がまとまっているので、まずはこの本を読んでみるのがおすすめです。

プレゼンテーションZENデザイン|ガー・レイノルズ

「プレゼンテーション ZEN」の続編。前作よりもスライドデザインに特化して書かれたものです。

スライドの見せ方についてより詳しく書かれており、前作を読んでもっとスライドづくりを極めたいと感じたら、読んでみるのがおすすめです。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン|カーマイン・ガロ

こちらも「プレゼンテーション ZEN」といっしょに、教科書として読み込んでいた本です。

プレゼンといえば「スティーブ・ジョブズ」ですが、これまでの名文句やスライドを紹介しながら、ジョブズが実践していたテクニックが解説されています。

「ZEN」が基本編であれば、こちらは応用編にあたりますが、プレゼンを極めたい思う方はぜひ。

最後に

大勢の人前で話すことがすごく苦手。そもそも人に上手く伝えることもできなかった。

だけど「コミュニケーション」という概念は昔から好きだったんです。言語的なコミュニケーションは、僕ら人間が唯一持つものだったから。だからよく心理学の本とかも読んでいましたね。

そんな感じだったから「コミュニケーション」の苦手意識はなくしたいなあと思っていました。

そしていざいろいろ自分でやってみると、まあ人に伝えることが多くなる。これは苦手とか言ってられない。ちゃんと相手に伝わって、行動を起こしてもらわないとダメだと。

そこからプレゼンの場数を踏んで、60点以上のプレゼンはなんとかできるようになりました。これからはもっと場数を踏んでいきたいなと思っています。

今回お伝えしたことは、どんなプレゼンにも共通することを書いたので、また機会があれば、それぞれのフェーズの詳細を書いていこうと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。今回の記事が、すこしでも皆さんのお力になれば、嬉しいです。

今日はこれにておしまい。
それではまた!