どうも、佐田真人(@mst727)です。
- 「好きなことを仕事にしたいけど、どうすればいいかわからない」
- 「これからの生き方がわからない」
そんなお悩みを解決する記事です。
▼記事の内容
- 好きなことを仕事にしたい多くの人が抱く勘違い
- “徹底的”に好きなことを仕事にする方法
- 好きなことを仕事にする前に読んでほしい本
現在はフリーランスとして活動しているのですが、よく聞かれるのは、好きなことを仕事にしていくにはどうすればいいかという相談。
今回はそんな話を聞いて感じた、多くの人がしている勘違いと、好きなことを仕事にした方法など、マインドの話を中心に書いていきます。
好きなこと“だけ”では仕事にできない
好きなことを仕事にしたいという話を聞いたとき、好きなことだけで仕事ができるとお考えの方が、多いと感じます。
だけど好きなこと“だけ”では、仕事にできない。なぜかというと、そこに「需要」がないからです。求めている人が少ない、もしくはいないんです。
例えば。
▼食べることが好きな人
ただ食べるのが好きで、美味しいレストランに行き続けたとしても、お金を消費し続けて終わりです。
▼旅行が好きな人
旅行が好きでいろんな場所に行ったとしても、それ自体は消費行動なので、仕事には繋がりません。
「好きなことを仕事にしよう」という言葉だけを鵜呑みにしてしまうと、仕事になるどころか消費だけで終わってしまう。
そんな現状があるからこそ、ここで行き詰まっている人たちが多いんだと思います。
好きなことを仕事にするためには「マーケット感覚」が大切
実際好きなことを仕事にしている人たちは、この「マーケット感覚」が身についている人たちです。詳しくはぜひ、ちきりんさんの本を読んでみてください。
本書の定義でいくと、マーケット感覚とは「商品やサービスが売買されている現場の状況を想像できる能力」のこと。僕なりに解釈すると、「だれがなにを求めているか想像できる能力」だと考えます。
好きなことを仕事にしている人たちは、自分がなにを求められているのか、どんな価値を提供できるのかを、把握している人たちなんです。
図にしてみるとこんな感じ。好きなことと、需要(求められているもの)が、一致している状態ですね。求める人が多ければ多いほど、その価値は最大化していきます。
好きなことを仕事にするためには、まず好きなことと求められていることの接点を探すことが、大切になってきます。
多くの人は自分の価値に気づいていない
この話をすると、「提供できるものがない」という方が多いんです。それも、多くの人が抱く勘違いだと思っています。
生きてる限り、そんなことないはずなんです。これまで生きてきた中で、かならず誰かが求めているものがあるはずなんですよ。
冒頭に挙げた例でいくと…
▼食べることが好きな人
ジャンル別でおすすめのお店紹介、本当においしいコンビニ飯まとめ、料理が好きであれば、レシピ紹介もできますよね。
▼旅行が好きな人
旅先までの行き方やおすすめのホテル、必ず行っておきたい場所などなど、旅行へ行く人が必要としている情報に着目すれば、求められている情報が見えてきますよね。
接客したことがある方なら、コミュニケーション術になるのかもしれません。買い物が好きなら、モノを売買できたりもしますね。
人は必ずなにかしらの体験をしているはずなので、どうすれば他者から求められるものになるのか、考えてみることが大切です。
まずはインターネット上で発信すること
ここまで読んでいただいた方には、うっすら想像できると思いますが、好きなことを仕事にするためには、インターネット上での発信がマスト。
なぜなら何をするにしても、知ってもらわない限り、はじまらないからです。
僕が相談されたときは、まず「インターネット上に自分の住所を持ちましょう」とお話しします。ブログでもSNSでもいいんですが、とにかく発信できる場所を持つこと。
これはなにもインターネットに限ったお話しではありません。リアルで誰かとお会いするときも、Web上に自分の情報がないと、信頼にかけてしまいますよね。
だからこそまずは、インターネットに「自分の居場所」をつくること。
好きなことを仕事にできる時代です。一歩踏み出すあなたにおすすめしたい本
なにから始めていいかわからない方は、ぜひ自分が目指すライフスタイルを送っている人たちに、会いに行ってみてください。
僕自身も実際にお会いしたことで、そういった生活に現実味が帯び、自分のスタイルを確立していくことができました。
最後に、好きなことを仕事にするマインドや具体的な方法が書かれた本で、個人的に役に立った本を紹介しておきますね。
マーケット感覚を身につけよう|ちきりん著
文中で紹介したものですが、マーケット感覚は、今の時代に必須なスキル。ブロガーとしてもいちビジネスマンとしても実績を残してきた、ちきりんさんの本には説得力があります。
「マーケティング」と聞くと、そこに人の気配や温かみを感じませんが、人の気持ちをどこまでも考えること、だと感じています。そんな大切なことに気づかせてくれる本です。
モバイルボヘミアン|本田直之・四角大輔著
どうすれば、だれにも縛られずに自由に働き、生きることができるのか。デュアルライフ(二拠点生活)を実践するふたりが、そんな疑問に真っ向から向き合った本です。
「旅するように生きる考え方」を提唱した本はたくさんありますが、その思考法と具体的なノウハウを書いた本には、あまり出会ったことがありません。
決してそれが夢物語ではなく、同時にその厳しさも教えてくれる本です。
革命のファンファーレ|西野 亮廣著
はねトび時代から好きだったキングコングの西野さんが書かれた本。
「好きなことを仕事にする」というと、理想的な生き方のように感じますが、むしろいまは「好きなことを仕事化するしか道が残されていない時代」です。
変化の激しい時代をどう生きていくのか、だれも教えてくれないお金の考え方や人の巻き込み方など、西野さんの考え方と具体的な経験談がセットで書かれています。
最後に
(ほんとうに最後です。もうしばらくお付き合いください…!)
これまでに何度か、こういった類の記事は書いてきたことがあったんですが、あまり気乗りせず、書こうと思わなかったんです。
他のブロガーの方たちがすでに書いていることだし、ブログを始めたい人向けの記事って、どうしても「稼ぎ」にフォーカスしていて、自分自身が書くにいたる納得感がなかったんですよ。
もちろん収益にフォーカスして、発信している人たちは本当にすごいと思います。だけど自分が目指す方向は、そっちじゃないという気持ちがずっとあったんです。
それは今でも変わらないんですが、じゃあなんでまた書き始めたのかというと。
伝えたいひとりの顔が浮かぶようになったからです。前に進みたくても進み方が分からないという話を聞いたからです。そんな人たちに対して自分の言葉で伝えたいなと思ったんです。
なのでこれからすこしずつ、僕が伝えれる範囲で、書いていけたらと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。今回の記事が、すこしでも皆さんのお力になれば、嬉しいです。
今日はこれにておしまい。
それではまた!