香港の世界一長い「ヒルサイド・エスカレーター」
どうも、佐田真人(@mst727)です。
昨日、「初めての国へ行く前に知っておきたい、短時間で旅先の情報を把握する3つの方法。」というエントリを書いたのですが、それが現地に訪れるまでの情報収集編とするならば、今日書くのはその続きともなる、その情報を用いて実際現地を歩く実践編にあたるもの。
また、今回書く内容は、すでにSIMフリーの端末を使っている方にとっては、ほとんど参考にならないかもしれません。「大手通信キャリアのデバイスを使っていて、海外旅行に行った際に、常時オンラインでスマホ・タブレットが使えない!」という方向けに書いたものになります。
それらを踏まえた上で、見ていただければ幸いです。
参照:
初めての国へ行く前に知っておきたい、短時間で旅先の情報を把握する3つの方法。 – TOKIORI
電子書籍とiOS純正メモで情報を持ち歩く
もうこれは言わずもがな、当然のことですが、スマホ・タブレットの登場によって、旅することが圧倒的に快適になりました。
僕が初めてバックパッカーとしてタイを旅したときは、持ち運ぶにはまだまだ重いMacbook Proと、「地球の歩き方」の本を持ち歩いて旅してたぐらいなので、あの頃と比べると今では、パソコンとカメラの役割を果たしてくれるスマホと、本や映画をいくつも詰めこめるタブレットがあるだけで、一段と旅が快適になったことは言うまでもありません。
電子書籍の「Kindle」で情報を持ち歩く
昨日も書きましたが、僕の場合、手っ取り早く情報を収集したいときには、Kindleで雑誌をダウンロードし、現地でもオフラインで手軽に読めるようにしています。
やはりその国についてある程度まとめられた情報が、各デバイスで読めるのは嬉しい。
雑誌に限らず、普段読む本も今となっては、ほとんどKindleの電子書籍なので、いつもの日常と変わらず、本がどこでも読めるのは本当にありがたいです。
iOS純正のアプリ「メモ」で情報を持ち歩く
SIMフリーのスマホを使ってない方だと、オンラインの情報を見るとなると、海外ではWiFi経由でしかデバイスが使えないので、オフラインでも気軽に見れるような対策が必要になってきます。
iOS純正のメモアプリは、その点を見事に解決してくれ、ウェブで気になった情報などは、iOS純正のメモに、全選択でコピーし、そのまま貼り付けています。
特に「オフラインでもすぐに見れる」というところと、とにかく「icloud経由での同期が早い」というところは、このメモアプリの強みでしょう。
その他のアプリと比べても、ページを見るまでにかかる工数もかなり省け、使い勝手がかなり良いです。
アウトプット用にテキストをメモする場合なども、下書きメモは、iPhoneやiPadで書いて、細かい編集は、iCloud経由で同期させたMacbookで行うといったことも、スピーディーに行えるので、iOS純正のメモアプリは普段使いにも、かなり重宝しています。
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現地を歩くときは、オフライン地図アプリ「MAPS.ME」が欠かせない
おそらく海外に行った際に、一番困るのが、場所の把握。特に自分の現在地や、目的地までのルートは、できることならば把握しておきたい…!
そんなときは、あらかじめオフラインに特化した地図アプリ「MAPS.ME」を入れておくといいでしょう。
Googleマップも実は、オフラインの地図をダウンロードできるのですが、特定の地域ごとのダウンロードのみであったり、国によってはダウンロードできない地域もあるため、オフラインの場合だと、あまり使い勝手がよくないです。
その点「MAPS.ME」は、オフラインの地図を国ごとにダウンロードでき、目的地までのルート検索もオフラインで出来るので、あらかじめ訪れる国の地図をダウンロードしておくことで、旅先ではかなり重宝するアプリになると思います。
とはいえ、やはりGoogleマップの地図が一番見やすいので、あらかじめWiFiがあるところでは、Googleマップで目的地の検索をしておき、オフラインの検索では、MAPS.MEを使っています。
Googleマップは、オフラインでもGPSは機能するので、GoogleマップとMAPS.ME、両方の地図を比較しつつ、使うことが多いですね。
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街を歩くということ
宿に着いて、下調べもある程度済ませたら、街に出てみましょう。
いくら情報を集めたとはいえ、やはり実際現地を歩いて感じる情報量と鮮度は、比べものになりません。
しかし昨日書いたような情報をあらかじめ頭に入れつつ、街を歩いてみることで、事前に仕入れていた情報と歩いているときの光景が繋がり、どんどん腹落ちしていくんですよね。
そういう意味では、あらかじめある程度の情報を仕入れている状態と仕入れていない状態とでは、やはり前者の方が、その街を把握するのが早いのかなぁと。
そしてその地域の規模感にもよりますが、経験上、だいたい3日ぐらいあれば、自分がいる地域の大まかな地理感覚はついてくるのではないでしょうか。
また、街歩きは、その人の趣味や興味に応じて、楽しみかたが変わってくるのも一つの醍醐味。
自分の場合、その国の同じ世代の人たちがどういう暮らしをしているのか、とても気になったりするので、そういう人たちの暮らしぶりを含め、意識して物事をみることが多いです。
皆さんもぜひ、国内外問わず、街を歩く際は、自分なりに楽しめる街の歩きかたを見つけ、ぜひその「楽しみかた」を共有していただければ嬉しい限りです。
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最後に
冒頭にも書いたように、今回の記事では、「SIMフリーの端末を持っていれば解決するじゃないか!」って思うものがほとんど。
しかし、「まだまだ大手キャリアの端末を使っていて、海外へ行くたびに困っている」という方が多いことを信じつつ、書いてみました。
実はかくいう自分もタイミングを逃してしまい、未だに大手キャリアの端末を使っています。(前回の記事で、高城剛さんの例を出しておきながら…。)
おそらく次のiPhoneが出たタイミングで乗り換える予定ですが、それまではまだ当面、上記に書いたような、旅の仕方になりそうです。
そんな自分と同じ境遇の人がいると信じつつ、そんな方のために何かの参考になれば幸いです。
今日はこれにておしまい。
それではまた!