どうも、佐田真人(@mst727)です。
昔から「写真を撮る」ことが好きなのですが、いよいよ本格的に一眼レフが欲しくなってきました…。
今まではずっと、iPhoneで写真を撮ってきたのですが、最近になってようやく「もう少しストーリーのある写真が撮りたいなぁ」と思うように。
ただ、いざ一眼レフについて調べ始めると、最初の関門が…。
それが「ニコン」なのか「キャノン」なのか問題。
ニコンとキャノンはいろんな例えられ方がされますが、車でいうならベンツやBMW、会社でいうならアップルとマイクロソフト、ギターでいうなら、ギブソンとフェンダーみたいなもの。
もう言わずもがな、誰もが通る道でしょう…。一生の相棒とも言える存在になるのですから、悩むのは当然。
何でもよければすぐ買おうとするのですが、やっぱり自分の好きなものはしっかりとこだわりをもって選びたい。
今日はそんな自分が、一眼レフを選ぶ際に意識している、主観的比較ポイントを3つ、書いておこうと思います。
どんなシチュエーションでなにを撮りたいか
自分に合う一眼レフを探し出すとなると、最初に迷うのが、ニコンにするかキャノンにするか。
ただ、一眼レフを買いたいと思うからには、「こういうのが撮りたい!」という漠然としたイメージはあるはず。
「人」をメインに撮りたいのか、「風景」をメインに撮りたいのか。それだけでもカメラの個性によって、選択技は変わってきます。
一般的にニコンとキャノンは、以下のように捉えられています。
キャノン:写真を見る人の視点に立ち、写す対象を綺麗に出せるように作られたカメラ
キャノンは、実際より綺麗に見えるように、色味の調整を行っています。特に白を基調とした写真を得意としており、肌の質感なんかはとても綺麗に写ります。
ポートレイトをメインとするスタジオカメラマンやウェディングフォトグラファーは、肌の質感なども含め、「いかに女性を綺麗に撮るか」が重要になってくるので、キャノンの使用率が高いような印象を受けます。
上記のことからキャノンは主に、ポートレートを綺麗に撮りたい人向けだといえるでしょう。
ニコン:写真を撮る人の視点に立ち、実際見た色味を出せるように作られたカメラ
ニコンは、実際見た色を出せるように、現実の色味を再現します。特に黒を基調とした写真を得意としており、髪の毛や影などの空気感は繊細に写ります。
ドキュメンタリー系の報道カメラマンやネイチャーフォトグラファーは、くっきりとした自然の輪郭なども含め、「いかに実際見た風景を再現するか」が重要になってくるので、ニコンの使用率が高いような印象を受けます。
上記のことからニコンは主に、主に風景を実際見た色味通りに撮りたい人向けだと言えるでしょう。
人を撮るにしても、モデルのように「綺麗な姿」を撮りたいのか。それとも、ドキュメンタリーのように「ありのままの姿」を撮りたいのか。
漠然としたイメージだけでも、ニコンなのかキャノンなのか、上記のように選択技が分かれてきます。
ただ、今ふたつのどちらかで撮った写真を見せられても、どちらがニコンで撮ったか、キャノンで撮ったかなんて、おそらくそう簡単に違いはわからないでしょう。
結局、写真というのは、その人が「どう撮りたいか、どう魅せたいか」に集約されているのだと思います。
だからこそ、どんなシチュエーションでなにを撮りたいのか、自分が撮りたい写真のイメージが明確であればあるほど、再現しやすいのはどちらなのか、自ずと分かってくるでしょう。
ニコンとキャノン、どちらのカメラにもそれぞれ個性があるので、自分が撮影したいシチュエーションをイメージしながら、考えてみるといいと思います。
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ニコンとキャノンの外観デザイン
「一眼レフなんて、どれも似たようなデザインじゃないか」っていう声が聞こえてきそうですが、自分の中では結構重要な要素のひとつです。
ざっくり言うと、ニコンは黒に黄色のイメージ。
外観デザインは、メカニックでゴツゴツとしたデザイン。
いかにも堅牢そうな外観は、男性からも支持されそうなデザインです。
そして、キャノンは黒に赤。
外観デザインは、スマートでどちらかというと丸みを帯びたデザイン。
無駄がなく、女性からも支持されそうなデザインです。
ちなみに僕は、細かいこだわりですが、ニコンの赤い線が入ったボディより、黒に統一されたキャノンのボディの方が好みです。
やはりどれだけ機能が良くても、デザインが気に入らないと、使うたびにどんどんストレスが溜まってきてしまう。
永く使うものだけに、しっかりと気に入ったデザインのものを選びたいです。
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ニコンとキャノンのシャッター音
個人的には、一番重要視しているといっても過言ではない「シャッター音」。
新しい機種が発売されて「いいなぁ〜!」と思っていても、実際にシャッターを切ってみたら、ガッカリしてしまうこともしばしば。
それくらい自分にとって、「シャッター音」は大切な要素です。
毎回写真を撮るたびに鳴ってしまう音なので、その音が好きになれないと写真を撮る気になれない。
逆に何度もシャッターを切りたいと思わせてくれる音だったら、それだけで選ぶ価値があるのかなと。
気になるキャノンは、「パシャ!」っていうちょっと優しいイメージ。ちょっと電子音みたいなところが強いです。
一方でニコンは、「カシャ!」っていうちょっと力強いイメージ。フィルムカメラのシャッター音に近いです。
ちなみに僕は、キャノンの優しい感じのシャッター音より、ニコンのシャッター音の方が好みです。
特にDfのシャッター音の「カシャ」っていう響きは、「ずっと写真を撮りたい」という気持ちにさせてくれるし、一枚一枚写真の撮りがいが出てきます。
デザイン然り、シャッター音然り、性能面とはあまり関係ない、こういった要素の方が、カメラのメーカーや機種を選ぶ上で大切にしているかもしれません。
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結局はしっくりくるかどうか
やはりどれだけ性能が良くても、自分が手にとった時にしっくりこなければ、買ったとしても、写真を撮る気が起きないのだろうなぁと思ってしまいます。
だからこそ、実際足を運んで、いろいろと手にとって悩むことが必要なのかなと。
ニコンなのか、キャノンなのか。最初にメーカーを選ぶと、のちのレンズ選びにも大きく左右してくるので、かなり大切な決断となってきます。
実際手にとって、シャッターを切って、何を感じるか。両方を比較して、何度もファインダーを覗いて、シャッターを切ってしまうのはどちらなのか。
自分にとって、写真を撮りたいと思わせてくれるカメラなのかどうか。それらすべて含めて「しっくり」くるかどうかが、結局すべてなのだと思います。
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最後に
以上、僕自身が大切にしている主観的ポイントについて、書かせていただきました。
思った以上に偏っているのは気のせいですかね。もちろん性能ありきなのですが、やはり自分が使っていて一番気持ちの良いものを使いたいですね。
これらのことが、一眼レフを検討している方々にとっての、何らかの参考になれば幸いです。
今日はこれにておしまい。
それではまた!