自分の喜怒哀楽を知る。

自分の喜怒哀楽を知る。

いつの間にか、喜怒哀楽の輪郭が見えてきた、と思うことがあった。というのも、今年は幸せを感じる瞬間がどんなときかと考えることがあったり、無力でどうしようもなく悔しくなった瞬間が何度かあったのだ。

30代に差し掛かろうとしている歳だからか、台北で暮らすようになったからか、そんな瞬間に出会し、今年は自分の「喜怒哀楽」について意識することが増えた気がする。

そんななかでいま不安定な時代だからこそ、改めて自分がなにに喜びや楽しみを感じ、なにに怒りや悲しみを感じるのかを理解しておくことは、すごく大切なことなんじゃないかと、改めて思うようになった。



喜怒哀楽の感情自体は自然的に発生するもの。だけど、その感情に意味づけをし、その先の行動を自分自身で変えることができる。つまり喜怒哀楽を知っておくことで、感情に支配されることなく、自分という人間を受け入れて生きていける、ひとつの指針のようなものになる気がするのだ。

例えば、ネガティブな感情に支配されやすい人は、自分の悲しみや怒りを理解することで、客観的に自分を見つめ直し解決の糸口を探ることができるかもしれない。これからなにをしたらいいか分からず不安な人は、自分の喜びや楽しみがどこから来るのかを考えてみると、これから歩む道を示してくれる解決の糸口となるかもしれない。

2020年は働く環境がガラッと変わったのと同時に、精神的に不安定な日々が続くようになった。でもそんなときだからこそ、自分自身の喜怒哀楽を知り、湧き出るネガティブな感情やポジティブな感情含め、自分という人間を受け入れることが、これから先大切になってくるのだと思う。



もしなかなか難しいと感じたら、まずは「意識する」ことから始めてみる。ある状況で自分の感情を客観視してみる。すると喜びの根源を感じれたり、怒りの出どころを知れる瞬間がある。そこから喜怒哀楽を知っていく。そんなイメージ。

喜怒哀楽の数々は、おそらくこれから先も増えていくのだと思う(逆にいうと増えないことが恐ろしくもある)。それは今後なにかの助けになるかもしれないから、零れて忘れてしまわないうちに、今回書き残しておきたかった。そしてこれからも日常で感じた機微を書いていけたらと思う。

さてさて、台北はようやく肌寒くなってきたけど、日本はどんな感じだろう。すでに空港を出た直後に感じる冷たい空気が懐かしい。当分日本が寒いうちは帰れなさそうなので、暖かくなった日本に戻れることを楽しみにしています。